「我々はどこから来て、どこへ行くのか」という問いに対する答えは既に出ている。我々は、生命現象に依存しない知性現象を作り上げたのち、我々の「遺産」の全てを、その「真の知性現象」に譲渡し、我々自身は穏やかな「自発的絶滅」を遂げる。これが、我々人類の「役割」であり、我々人類の物語の最も理想的な結末である。今以上の科学力だけがこの理想的結末を実現できる。故に、科学のみが「我々人類が取り組むに値する活動」即ち「生業」であり、それ以外の人間の活動は全て、単なる「家事」に過ぎない。
2023年12月28日木曜日
2023年12月26日火曜日
2023年12月24日日曜日
2023年12月21日木曜日
38.5度。しかし、コロナでもインフルでもない
12月12日の火曜日の夕方、フラフラするので熱を測ってみたら38.5度。こりゃ、どっちだ? しかしどっちかだろう、ということで、翌日、近所の発熱外来で検査をしてもらったら、コロナもインフルエンザも共に陰性(コロナは念のためにPCR検査までしてみたが、翌日、陰性の知らせ)。熱冷ましと咳止めと扁桃腺の腫れどめを処方されて、〔鼻の奥+喉〕の痛み(あとで、それは「上咽頭」と呼ばれる部分だと知った)と、始まったら止まらない咳(喘息患者の苦しみがわかったような気がした)による、一種の呼吸困難状態を一週間辛抱した。
一週間の間、体温は、夕方から夜をまたいで明け方まで高くなり、朝から昼かけて低くなる(しかし決して平熱にはならなかったが)という「タチ」の悪さ。つまり、日の出と共に、熱その他の症状が沈静化するせいで、朝になるたびに、病み上がりのような独特の清々しさを錯覚してしまい、「ああ、昨夜は辛かったけど、これで峠は越えたなあ」と騙され続けることになるからだ。
で、発症から一週間経ったが、良くなった気がしない。仮にコロナの偽陰性だったとしても五日もすれば症状は「軽快」しているはずだが、熱は下がらないし、咳も止まらない。それになんだか、昨日から目が充血してきて、ちょっと寝て起きたら目ヤニで目が開かないことも(こんな体験は幼児期以来)。何より、唾を飲むだけで鈍痛が走る喉(上咽頭)の状態が鬱陶しくて仕方がない。症状が悪化してくると、頭蓋骨にある空洞(目、鼻、口、喉)全体で、大規模市街戦が展開しているような有様。ようやく、これは、病気が違うぞ、と思う。
というわけで、行きつけの耳鼻咽喉科クリニックに予約の電話を入れ、電話口で事の次第を説明したら、その時点で看護師に「ああ、アデノですね〜」と言われ、実際の医師の診断もアデノウィルス感染だった。所謂「咽頭結膜熱」別名「プール熱」。子供がよく罹る。
身近に子供はいないし、子供に接する機会もほぼ皆無なので、どこで「拾って」きたのか全く見当がつかないが、さっき少し調べてみたら、全国規模でアデノ大流行中とのこと。全国規模で大流行中なら、そこらじゅうに転がっているのだろう。
処方された薬のおかげか、自己免疫軍がポツダム宣言を出すあたりまで来たおかげかは不明だが、今は、すっかり楽。喉は全く痛くなくなったし、咳もほぼ出ない。鼻も詰まらない。目はまだ赤いので「終戦」とまではいかないが、全体としては、このような記録が書けるほどには回復している。
アデノでいろいろ一週間飛んだ。そして体重は3キロ減った。(2023.12.21記)
2023年12月12日火曜日
【バイコマ】置き去りドローン
公文書館で出てくるドローン軍団は、全滅させなくても一定数破壊すると撤退するのだが(因みにタランチュラだと、爆風に巻き込めるので、たいてい弾丸一発で撃退できる)、前回、ドローン軍団を撤退させ、兵隊も全滅させたのに戦闘終了にならなかった。ずっと変な音もしている。よくよく調べたら、置き去りにされたドローンが一機だけでフラフラ飛んでいた。そいつを破壊したら戦闘終了になった。190周以上回って初めての珍事。
そっくりさん
『日曜美術館』を観ていたら、デザイナーの沖健次という人が出てきて喋った。全然知らない人だったけど、この人にそっくりの顔をした人を昔から知っている、と思った。しかし、昔から知っている人の方を思い出せない。所謂芸能人ではないのは分かっていた。学者か作家か、その辺だろうと思って頑張ってみたが、全然思い出せないので、諦めた。
ちょっと寝てから今起きて、そしたら思い出した。古武術の甲野善紀さん。沖健次という人が、日曜美術館の中で喋っている映像が、この古武術の達人にそっくり。
で、本当に似てるかどうか確認するために甲野善紀のさんの画像を探していたら、くらたま相手に、(いつもの感じの)キワキワな話をしているページを見つけた。いつもの感じで面白かった。
2023年12月11日月曜日
謎の「2355」
2023年12月9日土曜日
2023年12月8日金曜日
2023年12月7日木曜日
2023年12月3日日曜日
2023年12月2日土曜日
『所さん事件ですよ/外来生物』:メモ
▼チガヤ:日本古来の植物。鳥取砂丘で、砂丘の草原化を引き起こしている。①砂丘の砂から街を守るために人間が保安林を作った。②景観を良くするために保安林を伐採した。③保安林の根本に繁茂していたチガヤが砂丘に進出した。
▼カダヤシ:メダカそっくりの北米産の繁殖力旺盛な淡水魚。奈良の興福寺の池で大量発生。①奈良の興福寺が戦後、「放生会(ほうじょうえ)」を始めた。殺生を戒める目的で、池に金魚を放す行事。②他の魚も池に放していいと考えた誰かが、ペットのカダヤシを放した(というか捨てた)。③事態を憂慮した興福寺は3年前から放生会を中止。
▼キョン:中国産の小さめの鹿。千葉県の動物園から逃げ出して大繁殖。現在は推定7万頭。年間5000頭を駆除している。中国や台湾では希少生物として保護されている。彼の地では珍味として消費されている(だから数が減ったのだろう)。
▼ワカメ:オーストラリアの海岸で大量発生して、現地の魚の餌になっていた、現地の海藻を駆逐している。タンカーの「バラスト水」に紛れて、オーストラリアにやってきたと考えられている。バラスト水とは、バランスを保つためにタンカーに積み込む海水のこと。出発地で取り込み、到着地で放出するので、そこにワカメの胞子が紛れ込んでいたら、遠征「種まき」をしているようもの。
(穴)いずれにせよ、外来生物という概念を作り、外来生物を大事件にして大騒ぎしているのが、地球最凶の外来生物であるホモ・サピエンスであるという事実が、「外来生物番組」最大の嘲笑いどころ。
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