今回、前半では、「人を呪わば穴二つ)」で伊周(コレチカ)が息絶え、後半では、本場所の国技館並みに死亡フラグを立てまくった惟規(ノブノリ:まひろ君)が旅立ったのだけれど、それ以上に「衝撃的」だったのは、第二子を生んで藤壺に帰ってきた彰子さんの前に現れた敦康親王の「変わり果てた」御姿。
あんた、誰?!
二人が極近距離で差し向かいに座っている様は、托卵された事に気づかずに、自分の何倍も巨大化した雛(カッコウ)に餌を与えている親鳥(ホオジロ)のように見えた。逃げて! いや、逃げないでいいから、騙されないで! と。
(2024/10/16 穴藤)