2022年8月1日月曜日

ファスト映画(『石子と羽男』)

『石子と羽男』第3話をオモシロク観た。テーマは「ファスト映面」。法律的に結着がついても誰も救われないトコロが好かった。見た目はチャラついているけど、案外ハードボイルドなドラマ。

因みに、10分のファスト映画は、2時間の映画まるまる一本よりも時間の無駄。映画は音楽と同じ「時間芸術」なので。

もう少しメンドクサイところまで話すと、観客は、観客自身の身体が生理として現に体験している〔時間の流れ〕と、作品世界の〔時間の流れ〕を(無意識に)同期することで初めて、〔単なる虚構〕から〔生々しいリアリティ〕を受け取る(掴み取る)ことができる(まあ、或る種の錯覚だけど)。