2026年2月11日水曜日

【英語無手勝流】否定している動詞は、「違う」が「違っていない」

I don't think I'm wrong.」という英文を日本語に自動翻訳させると、「私は間違っていないと思う」という文になりがち。実際、英文直訳の「私は間違っているとは思わない」とするよりも、こちら(「私は間違っていないと思う」)の方が日本語としては自然に聞こえる(「私は間違っているとは思わない」という言い方には「含み」や「持って回った印象」を感じる)。

で、そこから一般論として、英語は「〜とは思わない」という言い方を好み、日本語は「〜ではないと思う」という言い方を好む、などと言われるが、そうだろうか? と、いつも思う。

英語も日本語も、単に、その文で最初に出てきた動詞を否定しているだけだと思う。つまり、できるだけ早く「否定の表明」をしているだけのこと。文の構造上、英語では「think」が真っ先に現れるので「think」が否定される。しかし日本語では、「思う」が現れたときには既に「否定の表明」は先に出た動詞(この場合は「いる→いない」)で済んでしまっているので、「思う」はそのままになる。