2022年1月29日土曜日

惰性としての大学入試制度

大学入試の「不正」をなくす一番の方策は、大学入試自体をなくすことデショ?

ここで云う「不正」とは、所謂カンニング(cheating)はモチロン、替玉入学や裏口入学も含む。

大学入試を廃して、希望者は誰でもいつでもどこの大学であろうと入学できるようにすれば、原理的に「不正」は無意味になるので一掃される。

更に、高校卒業直後の18,19歳で無理に大学に行く理由(必要)もなくなる。

もうひとつ。これは絶対確実という訳ではないが、おそらく多分、東大や京大あるいは、早稲田、慶応といった、所謂「一流」大学に行きたがる人間が減る。当初は激増するかもしれないが、長期的に見れば減る。それは「その大学の学生になること/であること」自体の価値が消滅するからだ。追加料金なしでいつでも観れるAmazon primeの映画やドラマだって、案外、あまり観なかったりする。