「我々はどこから来て、どこへ行くのか」という問いに対する答えは既に出ている。我々は、生命現象に依存しない知性現象を作り上げたのち、我々の「遺産」の全てを、その「真の知性現象」に譲渡し、我々自身は穏やかな「自発的絶滅」を遂げる。これが、我々人類の「役割」であり、我々人類の物語の最も理想的な結末である。今以上の科学力だけがこの理想的結末を実現できる。故に、科学のみが「我々人類が取り組むに値する活動」即ち「生業」であり、それ以外の人間の活動は全て、単なる「家事」に過ぎない。
モノゴトを客観的かつ合理的に観察し考察することが苦手な人たちにも「納得」できたり「ピンと来る」という特徴が、宗教を、「潜在的な暴走型暴力装置」にしている上に、モノゴトを客観的かつ合理的に観察し考察することが苦手な人たちは、地球人類が存続する限り、一定の高い割合で「補充」され続けるので、いつまで経っても、この「潜在的な暴走型暴力装置」の成員(戦闘員・兵士)に欠員や不足が生じることもない。
だから。
あとは票田。