2022年7月24日日曜日

謝罪会見

(野々村兵庫県議謝罪会見を観て)

ああ、ほんとにアンガールズの田中みたいだなあ。オモシロいなあ。

どこかフツウじゃなかったりオカシかったりケツラクしてる人間だけが代議士になるんだよ(ほら、タテカワダンシとかニシカワキヨシとかヤマモトタローとかイノキカンジとか、みんなそうだろう?)。マトモな人間は絶対に代議士になんかならない。それをまわりが「センセー」とか呼んで、さも優れた人格者や有能なナニカのように扱ったりしてるだけ。本当は、善くも悪くもただの「イタイ人」たち。だから、こういうオモシロイのが時々オモテに出て来て、みんなをワラかしてくれる。当人はイタッテ真面目なんだけど。

そうなんだよなあ。気付きにくいけど、代議士や政治家というのは、現時点の地球上で最も「イタイ人」たちなんだよなあ。日本に限らず地球上どこでも。アベシンゾーでもアソータローでもハシモトトールでもイシハラシンタローでも、みんなオーカワリューホー以上に「イタイ」だろう? ブッシュとかベルルスコーニとかサルコジとかさ。アニメキャラがプリントされた等身大の抱き枕とレストランに行ったり旅行したりする人たちよりもイタイよ。なぜなら、代議士(政治家)は自分の趣味や嗜好に過ぎないものを、それを実現すれば必ず世のため人のためになるのだという強烈な妄想(殆どの場合客観的な根拠はないよ。当人がそう信じてるだけ)に捉われいていて、実際に、そういう個人的な趣味や嗜好に過ぎないものを世の中に押し付けようとあらゆる手段(カネノバラマキやコジツケやイイノガレやジツリョクコーシなど)に打って出るから(因みにそういうときの代議士を見ていると、タネがバレバレの手品を堂々と続けるヘボマジシャンが一流マジシャンを気取ってるのを見せられてるような「イタさ」や「ザンネンさ」を感じずにはいられないよね)。抱き枕とレストランに行ったり旅行したりする人にはまだ「俺のコダワリは他の人には通じないだろう」というだけの「分別」がある。だけど、代議士は、どんな代議士も「分かってないのは自分ではなく今の世の中の方だ」という妄想(妄念)から逃れられないで、実際に他人を自分の「趣味の世界」に巻き込もうと行動する。やってることは、新興宗教にイカれて、街頭で声をかけてくる「イタイ」連中と同じ。全く同じ。あの、酒も飲んでないのにずっと酔っぱらってるような連中。なんだけど、権力や体制の側にいて、できるだけ「オカシナふう」に見えないように周りがサポートするから、その辺が分かりにくくなってるだけ。それに比べて路上の勧誘者はいつも「イタサ」むき出しだよね。

俺の中のイメージで、代議士(政治家)に一番近い存在は、頼みもしないのに、よその家が出したゴミ袋をゴミ置場でぜんぶ開けて、細かく分別し直すババア。あれは、ただのおせっかいではなく、すでにビョーキ。「ワタシはイイことをしてる/役に立ってる」妄念が、マチガイとは云えないが明らかにオカシナ行動を更に加速させる。

でも本当は代議士(政治家)が悪いわけでもなんでもないんだよ。未だに、代議士(政治家)が「活躍」できるような社会しか実現できてない地球人類の出来の悪さが元凶なんだ。経済活動とか政治的駆け引きとかが高尚なナニゴトカのように捉えられてる程度の社会では、代議士(政治家)というイタイ連中がチカラを持つのもやむを得ないのさ。かつて、シャーマンや宗教家が大きなチカラを持ってたのと同じ。今となってはバカバカしいけど、当時の人間の社会レベルがその程度だったんだから仕方ない。今の代議士もそれと同じ。バカバカしいけど、今の人間社会の出来がその程度なんだからショウガない。

2014/07/03