2021年9月4日土曜日

『ある船頭の話』を観た。

2021年9月4日 土曜日




天気:晴れ。04:00頃猫散歩。雨が降ったので夕方の猫散歩は休止。



○オダギリジョー初監督作品『ある船頭の話』(2019) (prime video)/2021年9月3日/主演は柄本明。基本的に柄本明と美しい風景を愛でる映画。映画の最終盤の「炎を上げる小屋を背景に、小舟に若い女を乗せた老人が櫓を漕いでいる」というイメージがまず先にあって、それを成立させるために2時間の物語を作った、という印象。/猟師ニヘイ(永瀬正敏)の親父(やはり猟師)役は細野さん。死んだあとで、当人の希望で、自分が猟師として生かしてもらった山に、鳥葬ならぬ「獣葬」してもらう。/川を流れてきた少女「ふう」は、流れてきたときの格好(顔に垂れ幕のようなものをしていた)から、何かしらの宗教的な「儀式」でトランス状態になって「家族」を皆殺しにしにたのか、村人たちが「家族』を皆殺しにしたあとで、「ふう」を所謂「生贄」として、川に流したのか。



で、今月17日にNHKで放送されるオダギリジョー監督の『オリバーな犬』の紹介動画が公開された。『ある船頭の話』に出た柄本明、橋爪功、永瀬正敏、細野晴臣がこれにも出るらしい。他には、麻生久美子、本田翼、松重豊、國村隼、など。こっちは、紹介動画を見る限り「時効警察」的「三木聡」的テイスト。