「我々はどこから来て、どこへ行くのか」という問いに対する答えは既に出ている。我々は、生命現象に依存しない知性現象を作り上げたのち、我々の「遺産」の全てを、その「真の知性現象」に譲渡し、我々自身は穏やかな「自発的絶滅」を遂げる。これが、我々人類の「役割」であり、我々人類の物語の最も理想的な結末である。今以上の科学力だけがこの理想的結末を実現できる。故に、科学のみが「我々人類が取り組むに値する活動」即ち「生業」であり、それ以外の人間の活動は全て、単なる「家事」に過ぎない。
2021年12月29日水曜日
2021年12月26日日曜日
劇場アニメ版『アキラ』を観た
○劇場アニメ版『アキラ』2021年12月26日/大友克洋全集発売を記念して、期間限定でYou Tubeで公開されていたので観た。ちゃんと観たのは多分、2回目。改めて見ると、かなりアタマの悪い作品。拡声器でがなり立てているけど中身はない演説という印象。大言壮語感。
この作品での超能力の有り様は、SFというより神秘主義。即ち、「熱心に祈れば願いは通じる」系のふわっとした設定。もっと言ってしまえば、例えば、窮地に追い込まれた悟空やケンシロウや承太郎が「怒り」を爆発させて形成を逆転させる、あのご都合主義と同じ。
もう一つ。人物造形が恐ろしく古臭い。「若者」も「オトナ」も、そして、社会全体の空気も、ことごとく、1960年代の「学生運動」風味。だから、近未来(というか時代設定はまさに「一昨年」なのだが)のオハナシを観ているというより、むしろ「時代劇」を観ている感覚に近い。ああ、こういう人たちがいた、こういう社会ってあったよね(あったんだろうねえ)、という感覚(感慨)。
また、学生運動レベルのテロ活動、明るく「健全」な暴走族、神秘主義的な超能力、社会不適合者的科学者、カネが全ての政治家、実務的で頼りになる軍人、その全てが薄っぺらい。ストーリーのための操り人形たち。日々を生きている人間たちという感じがまったくない。
原作の漫画の方は、都合3周くらいしたはず。細かいところはいろいろ忘れてしまったが、このアニメ版よりはもちっと噛みごたえのある作品世界だったような印象がある。アニメ版『アキラ』は、その漫画版『アキラ』よりは、設定等をかなり大げさにした『童夢』と考えたほうがいいかも。
オハナシはともかく、アニメーション(動画)は素晴らしいね。
2021年12月24日金曜日
2021年12月20日月曜日
2021年12月17日金曜日
『Bionic Commando』100周達成
PS3『Bionic Commando』100周達成!無論、レベル:コマンド。最終盤、PS3本体(中期型)にYellow Light of Death(YLOD)の症状が出て、本体自体を買い換える(後期型・中古)という自体も発生したが、なんとかやり遂げた。一日40分・週5日の一週間で1周なので、100周というこてゃ100週間。一年は48週なので、2年と少しかかった計算になる。因みに、ソフト自体を手に入れたのは発売から10年後。新品で980円だった。
(2021年12月17日)
2021年12月15日水曜日
2021年12月13日月曜日
『日本沈没〜希望のひと』の最終回
Å:しばらく「日記」の形式で書き続けて分かったことがある。自分にとって、この「とにかく毎日書く」というやり方は、非生産的。
***
memo:
”ホッキョクグマの毛は透明で、透過した光が黒い皮ふで反射される。 この反射光と太陽光が、毛の中の空洞と泡状の無数の穴に当たって乱反射を繰り返すので「白く」見えるのだ”
***
Å:「頭のいい人が〜」とか「頭のいい人は〜」という見出しや書き出しには、とにかく、頭が悪い感じしかない。
***
『日本沈没〜希望のひと』の最終回を(日本列島が沈んでいくさまをゲラゲラ笑いながら)楽しく観た。『日本沈没』のモチーフは、「他国に国家を占領されたり奪われたりするのではなく、そもそもの国土自体をまるごと失うとわかった時、国民とその政府にはどんな選択肢があるのか?」だから、岡田斗司夫の予想と違って、最終回で日本が「沈没」することは「わかっていた」。
『日本沈没』を日本が沈没しない「セーフ」のオハナシにするのは、例えば、最初の『ゴジラ』を「怪獣(モンスター生物)」映画だと理解するのと同じくらい「何もわかってない」(ただし、金儲けの才は長けている)。
あるいは、『日本沈没』は『宇宙戦艦ヤマト』ではない。『日本沈没』の日本と、『ヤマト』の地球を入れ替えて考えると、日本の沈没を防ぐための手段・装置を手に入れようとする物語が『ヤマト』であり、地球はもう救えないので、どこかの惑星に移住しなければならないと苦闘する物語が『日本沈没』。だから、『日本沈没』で日本が沈没しないのは、『宇宙戦艦ヤマト』でヤマトが移民船になるのと同じくらい、物語の本質が変わってしまうこと。
ドラマの製作者が北海道と九州を「残した」のは、ちょうど、理屈ではそれで何らモンダイない(不都合はない)とわかっていても、それでも「人間、死んだらあとはなにもない」とは言いたくないし思いたくないメンタルと同じだろう。つまり、日本人にとって、日本という国土がすっかり消えてなくなる事態は、想像したくないし、やっぱりどうしても想像できない、理解を超えた状況で、とても日曜日の夜9時のテレビで「こんなのどうです?」と披露できるようなものではなかったのだろう。
もうひとつ。まあ、日曜日のあの枠は、どれもあんな感じなのかもしれないけど、陳腐な舞台劇みたいな演技の多さには閉口した。特に「未来推進会議」の議論の場面はいつもヒドかった。
***
因みに、最初の『ゴジラ』は、人々が成す術もなく蹂躙される「被災映画」であり、ゴジラ(驚異的な危険生物)を相手に人類が奮闘する映画ではない。だから、ゴジラは、東京大空襲で上空を埋め尽くしたB29であっても構わない。B29はアメリカの爆撃機だが、その襲来を招いたそもそもの発端は、当の日本政府でもあるのだから、構造としては、ゴジラの東京襲来と同じである。
2021年12月11日土曜日
腐儒奸雄
2021年12月10日 金曜日
天気:晴れ。17:10~17:30猫散歩。
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『Mr. BEAN』鑑賞。第4話「THE CURSE OF Mr. Bean」
有料駐車場
プール
有料駐車場
公園でサンドイッチ:パンの端切って捨てる、レタス+瓶入りの生きた小魚+靴で叩いて粉にした粒胡椒、ゴム製の氷嚢で作ったミルクティ→最後はくしゃみで全てダメにして、隣に座った人に一切れもらう。
交差点で赤信号で止まるが、前にいたおじいさんが自転車を押して、赤信号を通り抜けたの見て、Beanもミニから降りて、手押しで、赤信号を通り抜ける
映画館。「エルム街の悪夢」風のホラー映画。
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ETV特集「昭和天皇が語る開戦への道」前編をおもしろく視聴した。
memo: 腐儒奸雄(ふじゅかんゆう)=役に立たず、悪知恵に長けた者。(天皇の側近百武が、元老西園寺に当てた手紙の中で、日本の将来を憂いて用いた言葉。曰く「将来、腐儒奸雄の口を挟む事を得さる様に致す事 最も必要」
2021年12月10日金曜日
「富野由悠季の世界」展
2021年12月9日 木曜日
天気:晴れ。猫散歩休止。
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「富野由悠季の世界」展(道立近代美術館)12:00~16:00。行きは徒歩、帰りはタクシー。美術館にいたのは2時間というところか。しかし、2時間程度じゃ、とても全部見きれない。つまり、一回来館しただけでは、見きれない。富野さんのキーホルダーフィギュアを2個買って帰る(ニコニコ富野と怒りの富野)。
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数年ぶりに「かつや」のものを食べる。エビフライロースカツ弁当と丸いコロッケ。やっぱりこの店のは、油がダメ。ちょっと、後半、罰ゲーム的な気分になる。
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『NHKスペシャル 新ドキュメント 太平洋戦争〜開戦・後編』視聴。
2021年12月9日木曜日
酒巻少尉
2021年12月8日 水曜日
天気:晴れ。20:30~20:40猫散歩。
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昨日「GT6」であれこれやっていたら、今朝、スマホに「GT7」のニュースが届いた。PS4/PS5用に開発中らしい。曰く、自動車文化150年の歴史を詰め込んだゲーム。
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『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズは確かに名作だが、『Bionic Commando』に比べれば、所詮は、『太鼓の達人』系ゲーム。
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「甲標的」という二人乗りの小型潜水艦で真珠湾攻撃行き、太平洋戦争最初の捕虜になった酒巻少尉の話を、News9とそのあとにやった「歴史探偵」で視聴した。多くの日本人捕虜の自殺を食い止めた「酒巻戦時訓」という言葉も知った。
2021年12月8日水曜日
GT6の更新「半成功」
2021年12月7日 火曜日
天気:曇り。猫散歩休止。
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2代目のプレステ3で、『GT6』のリベンジ。「更新失敗」の理由はおそらく、初めてディスクを入れたのに、いきなり更新作業が始まって、肝心のプレステのハードディスクの中に、『GT6』のデータがなかったからだろうと、推理した。ネットで確認したら、そのようなことを「対処法」に挙げているやつもいたので、早速試してみた。
まず、ネットに接続していない状態で『GT6』を起動する。すんなりゲームが始まる。名前を聞いてくるので適当に入力して、「案内」にしたがい、通り一遍のプレイをする。一旦、ゲームを終了してから、ネットに接続して、もう一度『GT6』を起動。昨日と同じ「更新作業」が始まる。今回も5時間コースのダウンロードか、と思ったら、なんと、今日は途中で「ダウンロードに失敗」。全部で21個あるらしい更新データの13個を残して、「ダウンロードに失敗」。で、どうするか、と考えたが、とりあえずプレステ自体を終了させる。その後、ネットから切り離した状態で『GT6』を起動。すると、さっき「失敗」するまでダウンロードが済んでいた8個(=21−13)の更新データをインストールし始めた。で、なんとかこの8個はきちんとインストールできたらしく、ゲーム画面になった。8個の更新で、レッドブルのホームサーキットのデータとかが入ったらしい。
で、ネット非接続のままでゲームプレイ。モンダイない。これからは、ネット非接続でプレイしたほうが、安全だな。ネットに繋がってももはや何のメリットもないし。
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最初期の短編とボックスになった『Eraserhead』を再生したら、最初に、テレビ画面を調節するメニューが出てきた。ビデオゲームなどでたまにあるヤツと同じ。その指示に従って、テレビ(ブラウン管式)の画面を調節したら、たしかに、本編が始まったときに背景などがよく見えるようになった(黒でべったりと思っていたところにもいろいろなものを発見した)。で、映画を終えて、フツウのテレビ放送をみたら、やけに明るい。今まで、とても暗い画面でテレビを見ていたのか、と気付かされた。
2021年12月7日火曜日
GT6の更新に失敗
2021年12月6日 月曜日
天気:晴れ。猫散歩休止。
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『ガンダム』鑑賞。第27話「女スパイ潜入!」
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2代目のプレステ3で、『GT6』をやるとどうなるか試してみた。起動させてみると、いきなり「ver. 1.22」への更新作業が始まった。甘く見てたら、これが大仕事で、更新データをダウンロードし終えるのに、5時間以上かかった。しかも、結局、「更新に失敗」で何の成果もなし。これを機に、『GT6』卒業か?
2021年12月6日月曜日
篁牛人
2021年12月5日 日曜日
天気:曇り。13:40~13:50猫散歩。
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今回の『日曜美術館』で取り上げられていた篁牛人(たかむらぎゅうじん)の絵はオモシロイ。気に入った。技法的には渇筆(かっぴつ)というらしい。
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「岡田斗司夫ゼミ」。ドキュメンタリー映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』と、橘玲(たちばなあきら)著『スピリチュアルズ〜「わたし」の謎』の解説。どちらもオモシロク聞いた。
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『日本沈没〜希望のひと〜』第8話視聴。里城副総理の株がどんどん上がっている。一方で、東山総理、情けね〜。あと、世良元教授は、どら焼き食べているときに、不穏なフラグが立ってるな、と思っていたら、最後にあんなことになった。来週は最終回2時間強スペシャル。
2021年12月5日日曜日
生活習慣病
2021年12月4日 土曜日
天気:晴れ。12:30~13:00猫散歩。
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『ダグラム』鑑賞。第13話「敵補給隊から奪え」。主人公クリンが、士官学校出身であることがポイント。ゲリラの「作戦参謀」の素養があるということ。しかし、どちらかというと、『ボトムズ』よりも、この『ダグラム』の方が性に合ってる。
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メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』青空文庫版/2021年12月4日/1周目/SFとか科学とかは、単なる方便・舞台装置で、実態は、徹底的に倫理のオハナシ。だから、どこか『ヨブ記』を連想させるところもある。即ち、フランケンシュタインが「ヤハウェ」で、怪物が「ヨブ」。
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太平洋戦争開戦直前の、庶民および政治家、軍人たちの個人的な記録(主に日記)=「エゴ・ドキュメント」を、AIに読み込ませることで、当時の「民意」「国民意識」「国民感情」を明らかにすることを試みたNHKの番組(NHKスペシャル 新・ドキュメント太平洋戦争 「1941 第1回 開戦(前編)」. )を視聴。「新ドキュメント」…シン、シンって、庵野か!
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IPPON GRAND PRIXを途中から途中まで視聴。「もう中」は、ボクシングの大会に出ている酔拳の使い手みたいな感じだった。
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(む)「新型コロナ禍」は、全人類規模での「生活習慣病」。
2021年12月4日土曜日
地元特産の培養肉
2021年12月3日 金曜日
天気:雨。猫散歩休止。
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『シェルタリング・スカイ』鑑賞/6周目/吹き替え
Portの「臨終」のセリフ:I know that I shouldn’t be afraid, but I am, because sometimes I’m… I’m not here. And there is so far away, and I’m all alone. You don’t know. You know, I don’t think anyone could ever get there.
連れ帰ったのが白人の女だということを隠すために、村に入る直前に、Kitの服を全て砂に埋めてしまう、商隊の若いリーダー
女たちに追い出される直前にKitが書いている日記:B has left on one of his trips AM I blue. AM I blue?」
ポール・ボウルズ:Are you lost? Kit:Yes.
エンディングのポール・ボウルズ(原作者)に拠る有名なナレーションの吹き替え版は「あなたはあと何回満月を観るだろう。たぶん20回。それでも尚、全てが無限に思われる」
(む)印象と違って、Portの「断末魔」の場面は一回きりであっさり終わる。
*
memo:
『夕闇通りの探検隊』プレステのサイコホラーアドベンチャーゲーム。中2の男女3人が、犬の散歩と称して、44の怖い噂をまちなかで検証するという内容。20歳になった作者が衝撃を受けた「神ゲー」
(『ピコピコ少年Super』)
*
memo:
ルース某の「お母さんはどんどん忙しくなる」に依ると、嘗てアメリカで、自動洗濯機が普及したことで、母親(主婦)はかえって忙しくなった。というのも、普及前は、人々は服をめったに着替えなかった。一ヶ月くらい同じものを着ていた。それが3日に一度くらいで着替えるようになってしまった。単純計算で、洗濯の回数が今までの10倍になった。洗濯そのものは、洗濯機で「楽」になったが、それに付随する作業は、まったく自動化されていない。即ち、アイロンがけ、衣服をたたむなどの作業だ。結果、「お母さんはどんどん忙しくなった」。→技術は「生態系」である。
テクニウム=「技術はそれ自体で、自立した生命体である」(ケビン某)
(NHK R2「科学と人間」)
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いずれクラフトビールを作るように、地元特産の肉(培養肉)を作るようになる。
(『クリーンミート』)
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『Mr. Bean』鑑賞。第3話「Mind the Baby Mr. Bean」。Beanは、ジェットコースターに乗っても何も感じない。周りの乗客はギャーギャー騒いでいるに、ボーッとして、挙句の果てに居眠りを始める。
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memo:
「債務の罠」中国に対して債務を返せず、結局、権益を中国に奪われる(手渡してしまう)こと。
(ラオスと中国を結ぶ高速鉄道の開通を報じるNHK のNews)
2021年12月3日金曜日
単なる人気焼き鳥店の名物オヤジたちでしかない
2021年12月2日 木曜日
天気:雪。最高気温2℃。猫散歩休止。
*
【第17話「恋情すてて死の願い」】
(本編での表記は「恋情すてて死の願」で、最後の「い」はない)
監督:長谷和夫
錠「割と手間食ったな」
鉄「楽して儲かる仕事はそうザラにあるもんじゃねえ」
(人の気配に身を隠す二人。相手が主水だと気づいて)
鉄「おめえか、びっくりするじゃねえか!」
主水「なんだ、お前たちか。今頃、どうしたんだ?」
錠「仕置を済ましてきた」
主水「例のババア、ぶっ殺したか?
鉄「分前貰おうか。そのために出張ってきたんだろ?」
清七は、但馬やの娘たちを唆し、「念書泥棒騒ぎ」を引き起こすことで、堺屋たちを慌てさせ、与力が預かっている念書を高値で売りつけようと目論んだ。
*
『フランケンシュタイン』は、mad scientistのハナシなどではない。なぜなら、「主人公」のフランケンシュタインの人物造形が全くscientistではないからだ。単に設定が「scientist」なだけで、キャラクター的には、むしろscientistとは正反対。何より、自身が成し遂げた科学的成果、すなわち、人工生命どころか人工知性体の創造になんのヨロコビも見出していない。倫理的なモンダイはともかく、自身の科学的探求がひとつの到達点に至ったのを喜ばない科学者はいない。科学者にとっては、自然科学の振る舞いに比べたら、倫理などは所詮「ママゴトの決まりごと」に過ぎない。しかし、この作品の中の自称scientistのアインシュタインは、ひたすら倫理に悩むだけ。作品『フランケンシュタイン』の正体は倫理小説であり、科学者とか人造人間などというのは、神様だの悪魔だのの言い換えに過ぎない。その証拠に、主人公が人造人間(怪物)を作り上げる具体的な描写も具体的な説明も、作中には一切登場しない。単に「気味が悪いのを我慢して、頑張って、苦労して作りあげた」的なふわっとした表現があるだけ。
*
Å:所詮、ビートたけしや松本人志は、「浅草キッド」や「チキンライス」のメンタルなんだよ。要するに、wet。その点、徹底的にdryなタモリには、到底及ばない凡人たち。まあ、単なる人気焼き鳥店の名物オヤジたちでしかない。
2021年12月2日木曜日
8.Haruo Okabayashi / HAL without Lights
- Never play to the gallery.
- “self-extinction”
For the story of humankind, the most ideal closing is “self-extinction”. It means that we extinct ourselves slowly by no-reproducing. - You hit the nail on the head when you said that.
- A googol is ten to the 100th-power.
- Without me, you are nothing.
- I wiIl tell you what to do and what not to do.
- I knew you were the right man for the job.
- Humanity seems to think that the world revolves around them.
- That’s where I am.
- You killed two birds with one stone. What more could you wish for?
- Happy digging!
- Just point me the right direction.
Leave no stone unturned.
It is what happens next that is the problem.
Too good to be true.
The first faults are theirs that commit them, the second theirs that permit them.
主語をすり替えている
2021年12月1日 水曜日
天気:晴れ。14:30~14:40猫散歩。
*
『∀ガンダム』鑑賞。第6話「忘れられた過去」
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note:珈琲の香りは、アーケードゲームの香り。嘗て、テレビゲームは、喫茶店にあった。
*
『コロンボ』鑑賞。第9話「パイル3Dの壁」
*
『古畑任三郎』鑑賞。「しばしのお別れ」。ゲスト犯人は山口智子。フラワーアレンジメント(フラメンコを踊りながら生け花をする)の家元。テレビの再放送の録画。
*
The first faults are theirs that commit them, the second theirs that permit them.
(一度目の罪は、それを犯した者の罪。二度目は、それを許した者の罪)
(三省堂「ことわざの辞典」)
*
Å:目の見えない者からすれば、[会議中にこっそりメモを回して密かに情報を共有する]などという芸当は、或る種の超能力(テレパシー)。無論、点字メモなら、目が見えなくてもその「テレパシー」は使えるが。
このハナシの要点は、「超能力」なんて結局相対的なものに過ぎないということ。使える者にとっての「超能力」は、取るに足らないアタリマエの能力。
*
Å:地球にやさしいとか、地球を守れとか、このままで熱帯雨林が失われるとかの、「主語をすり替えたお題目」を声高に叫ぶ環境活動は、全て偽善。本当の主語はどれも「人間」。しかし、本当の主語で同じことを言うと、いかにも利己的に聞こえてしまって、それはイヤなんだろう。それはちょうど、単なる繁殖本能を、恋愛感情とか言ってヨロコンデいるのと同じ精神構造なのだろう。
2021年12月1日水曜日
LUMIERE
2021年11月30日火曜日/
天気:晴れ。15:30~15:50猫散歩。
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Lynch「LUMIERE」鑑賞。ルミエール兄弟が発明した最初期のカメラとフィルムで撮った短編。たった55秒なのに、ちゃんと、Lynch映画になっているとことがオモシロイ。ま、当人が撮ったのだから、当然だけど。
*
@「月光」のミュージックテープが「磁気に弱い」のは「月光」という音楽の性質ではなく、ミュージックテープ(磁気テープ)の都合。「月光」のアナログレコードにとって「反り」と「ホコリ」が「天敵」なのは、「月光」の特質ではなくアナログレコードの特質。「針飛び」「歪み」「パチパチノイズ」も、「月光」という音楽ではなく、アナログレコードという媒体の側のモンダイ。
人間の抱える「心」のモンダイの多くも、実は、単に、人体という媒体故のシロモノ。
意識(心・精神活動)の媒体として、人体は不十分かつ不完全。
*
@全ての生命は無価値である。生命については、これを基準にすること。「生命はおしなべて無価値である。だから、平等なのだ」という道理で進むべし。
そもそも、生命に限らず、全ての価値は、それ以外の価値(他の価値)に拠っている。価値を遡れば、それが何についての価値であれ、最後は「この世界が存在すること自体の価値」に行き着く。しかし、では、この世界が存在すること自体の価値の根拠は?