2022年3月31日木曜日

刃牙道

まだ花山のところまでだが、まとめると、クローン抜術と「降霊術」で現代に蘇った「本物」の宮本武蔵が、バキ・シリーズのメンバー相手に「大活躍」するハナシ。

整地

教育は、遺伝子(自然淘汰)由来の不整地(個体差)をどうにかして均そうとするココロミだよ。

錘蓄電(おもりちくでん)

む:錘蓄電で雷を溜めれば、電力はずっとタダだろう。

2022年3月30日水曜日

芸人の矜持

ひっぱたかれた芸人は、芸人生命をかけて、ウィル・スミスを「守る」必要がある。ウィル・スミスのためではなく、自分自身と芸人全体のために。

「からかっただけ」とか「あれくらいのことで」というコトバは、所謂「イジメの現場」の「加害者」と「傍観者」がよく口にする。

「からかわれた」側の当時者である世界的に有名な俳優が、「世界的な晴れ舞台」で、「からかった」側の芸人をひっぱたくのは、今の時代、「自殺」に等しい。しかしこれは「イジメの被害者の自殺」。

彼は、笑いのネタとして「からかった」相手を「自殺」にまで追い込んだことを、芸人としての「手柄」と受けとるのか、それとも「大シクジリ」と受けとるのか?

パン屋

『∀』のパン屋(キース・レジェ)の声は、『MS IGLOO』のヅダのパイロット(ヒデト・ワシヤ)の声だと、今日、気付いた。

2022年3月28日月曜日

カウンセラー

『ミステリと言う勿れ』最終回をオモシロく視聴した。

カウンセラーの「正体」はアマタツ先生?

ヒマラヤ級

Mr.NOBODY

Hutch Mansell (ハッチ・マンセル)
「三文字の政府機関(FBI?)に雇われていた〈監査役〉...組織が一番来て欲しくない存存...逮捕する権限はないので、逃がさないように一人残らず...」

自殺と恐怖

自殺志願者の邪魔をする「死に対する恐怖」の正体は、生命現象としての自分自身からの強硬な抵抗。ヒトの身体を「生かして」いるのは意識(知性現象)ではなく、生命現象なので、強力な「待った」がかかるのだヨ。

極薄味

恋愛ドラマって、結局のところ、極薄味のAVだからネ。

2022年3月26日土曜日

『ダマせない男』

堺雅人主演のスペシャルドラマ『ダマせない男』(日本テレビ)を楽しく観た。

主人公は、「性格的にどうしても嘘がつけない」「ヒトを傷つけたくない」「(久能整くん並みの)鋭い観察眼」「恋愛体質」のキャラクター。それで、詐欺ドラマを作れば、そりゃあ面白くなる。特に、「どうしても嘘をつけない」というキャラ設定は、詐欺ドラマでなくても、作劇的に、いろいろ考えられて面白いと思う。

というのは、「普通」のドラマでは、「大事な場面」で、「他の登場人物を騙そうとする」「事実を隠そうとする」キャラクターばかりが出てくる。「人が嘘を付くからこそ、物語が生まれる」という考え方があるのは分かるが、そればっかりじゃあ、ちょうど、「キャラの行動原理が、何でもかんでも恋愛感情(好きだ嫌いだ)」と同じで、マンネリ。

「いらっしゃいませ」


 

生命と水

「生(せい)は喜ばしく、死は疎ましい」と考えるのは、「水(酸化水素)は良いモノで、それが電気分解されて水素と酸素になってしまうのは嘆かわしい」と言うくらいの、「人間の独りヨガリ」。即ち、これが、生命教による「洗脳」。

2022年3月25日金曜日

「恋愛モノ」と「格闘モノ」

所謂「女子」が「恋愛モノ」に夢中になるのと、所謂「男子」が「格闘モノ」に夢中になるのは、どちらも同じ根っこの〈生命現象の「呪い〉。

(『人間の終わり』抜粋)

知性現象の一例

鉄分子が歯車やパイプの形になって、放射線で沸騰した水から電気を生み出している現象は知性現象。

(『人間の終わり』抜粋)

2022年3月23日水曜日

オンライン演説

ゼレンスキー大統領の日本の国会でのオンライン演説を、Liveで視聴した(NHK G)。

2022年3月21日月曜日

原作まだ当分読まない

菅田君の『ミステリと言う勿れ』の最終回を観終ったら、原作漫画を買って読もうと思っていたが、ナニヤラSeason2の制作が決まったらしいので、やめた。今回、コトの顛末を知らなかったからこそタノシメタ、というトコロがかなりあったので。

「脱・生命現象」社会とは

「脱・生命現象」社会とは、念のために言うと、〈遺伝子暗号で書かれた「自然淘汰」というルールブックに基づいて「勝ち負け」が決まるヒトの有り様から脱け出た社会〉のこと。

もっと優雅に表現すれば、生命を絶対神とし、その絶対神の御言葉である遺伝子暗号に(意味も理解できてないままで)ひれ伏す知的無条件降伏から脱却した社会。

親父にもぶたれたことないのに!

アムロが「親にも...」ではなく、「親父にもぶたれことないのに!」と言うのは、古谷徹が星飛雄馬(=親父の星一徹にぶたれていた)の声優だから、と岡田斗司夫が言っていたので、また余計なコトを考えた。

あとで分かるように(「再会、母よ...」)、アムロにとって、母親は、日常と地続きの存在ではない。アムロにとって、叱かったりぶったりしてくれる可能性のある、つまり「リアル」につきあえる「親」とは「父親」だけ。アムロにとっての「母親」は、幼少期の「淡い思い出=イメージ」でしかない。ただのイメージでしかない存在が、仮定や可能性だけの話であっても、自分を叱ったり、撲ったりすることはありえない。アムロの中で、母親は、生身のつきあいができる(できた)存在ではない。だから、「親にも...」ではなく「親父にも...」になる。

いや、もっと単純に、やっぱり、「母親にぶたれること」と、「父親にぶたれること」は、「男の子」にとっては全く意味が違うからだろう。アムロが「親父にも...」というとき、それは自分を撲ったブライトに対して、「あんたはオレの父親か!」「自分の親父に撲られるのならまだしも、他人のあんたに撲られるなんて!」と言っているダケのこと。

そもそも、岡田斗司夫の主張とは逆に、あの場面のアムロの台詞が「親父にも...」ではなく「親にも...」だった方が違和感がある。というのは、あの場面のブライトの「暴力」は、「親の躾」の類ではなく、グズグズ言ってる年下のガキに対してアタマに来た19歳男子が16歳男子にヤキを入れてるだけだから。自分の子供に対してそういう「オトナゲない行動」に出るのは、親の中でも父親だけ。そしてそれは、撲られた側のアムロにも分かっている。だから、咄嗟に「親父にも...」というコトバが出たのだ。

まあ、知らんけど。

付記:「知らんけど」は、一般的になるずっと以前から使っていたのでこれからも使わせてもらうよ。すまんな、マリガン。

マッチョ

『クライ・マッチョ』に至る、クリント・イーストウッドの晚年のthemeは、ヤクザ映画から「足を洗った」あとの、健さん(高倉健)のそれと同じ。即ち、本当の男らしさ。

オタク道入門

「岡田斗司夫ゼミ:オタク道入門」をオモシロク視聴した。久しぶりに、「サイコパス」なハナシではなく、「オタキング」なハナシを聴けてヨカッタ。

それにしても、『子連れ狼』がアメリカのオタクの間ででよく知られていたとは。

2022年3月20日日曜日

一門

弟子をとらないタモリだが、久保田、桑子、近江、林田は、「タモリ一門」の観がある。

76歳の弟子の口笛

91歳の寿司職人の大将と、76歳のその弟子。

そして、フクロテナガザルのケイジ。

(TBS 新・情報7days:たけし最終回をたまたま観て。)

2022年3月18日金曜日

「仕事」の正体

男にとっての「仕事」は、全て「遊び」の延長。

女にとっての「仕事」は、全て「子育て」の変奏。

太陽

『The Sun 太陽』(イッセー尾形主演)観賞。

Top of the morning to you

アイルランド語の「Good morning to you」

〈野蛮〉の全否定

ロシアは大義名分が立てば[戦争・軍事作戦・侵攻作戦]は[許される・容認される]と考えた。多分今も(ギリギリ)そう考えている。そして、その「大義名分」は、「情報戦」によって「どうにでもなる=有耶無耶にできる」という自信も持っていた。なんせ、総大将は元KGBらしいし。


しかし、既に世界は〈次の段階〉に達していた。それを、岡田斗司夫流に言えば「ホワイト化」社会であり、アナトーさん流に言えば「脱・生命現象」社会。


呼び名はどうあれ、〈次の段階〉の世界では、〈野蛮〉が無条件に否定され嫌悪される。ここでの〈野蛮〉を具体的に言えば、暴力・体罰・拷問・死刑など、[肉体に直接「分からせる」〈コミュニケーション〉手法]のこと。無論、[戦争・軍事侵攻]は〈野蛮〉の巨頭。


今言ったことで一番重要なのは、わざわざ太字にしたからお分かりの通り、「無条件」の一語。これを今回の件に当てはめて言えば、ウクライナに対するロシアの「特別軍事作戦」(あるいは「侵攻」)のどんな「大義名分」も一切相手にされない、ということ。


例えば、「いかなる理由があろうとも、体罰は認めないし、相手を怒鳴りつけたり、脅したりすることも認めない」と主張し行動するのが、「ホワイト化」社会であり「脱・生命現象」社会。だから、ロシアのウクライナに対する「作戦・仕打ち」への[批判・反発・嫌悪]も、要は、「理由はなんであれ生徒への体罰は絶対に許されませんよ、校長!」と同じなのだ。


どんな「大義名分」を用意しても、〈野蛮〉の「免罪符」にはならない。歴史的背景、地政学、経済学、民族的シガラミ…何を持ち出してきても無駄。現に、他国に乗り込んでいって、他国の財産を破壊し、他国の市民を殺していること自体が、この〈次の段階〉の世界の価値観では完全にOUTなのだ。


先生と生徒の喩えがわかりやすいからそればっかり言うけど、先生が生徒を殴ったという事実は、[先生の意図や生徒の素行]の「真相」とは無関係に、[無条件で否定]される。それと同じで、ロシアが嘘をついているのか、ウクライナが嘘をついているのか、そんなことは、「ホワイト化」社会=「脱・生命現象」社会に生きる世界市民にとっては(実は)どうでもいいことで、どうしても[引っかかる・許せない]のは〈野蛮〉な振る舞いそれ自体。ここでの〈野蛮〉は(繰り返しになるが)、「他国に自国の軍隊を送り込んで、その国の人や物を攻撃・破壊すること」で、それをやっているのは(ロシア自身も認めている通り)ロシアであってウクライナではない。


だから、「情報戦」もへったくれもないのだ。元KGBでも何の足しにもならない。「妻(夫)を殴ったら即離婚で慰謝料」「生徒を殴ったら即免職で無職」。それと同じで「他国を軍隊で攻撃したら即世界から孤立」。


ロシアの「誤算」は、世界の価値基準が既に、軍事侵攻を、「体罰」や「拷問」と同様の「理由のいかんに関わらず、非人道的で受け入れがたい、蛮行以外の何物でもないもの」としていることに、事前に気づけなかったことにある。やっぱり、ああいう[お国の体制]だから、気付けなかったんだろうね。


ついでに言うと、ロシアも欧米も、「戦後」のウクライナを、第二次大戦後の日本みたいな「独立国」にしようと思ってるんだろうね。つまり、軍事的な意味で。


2022/03/18(む)


2022年3月17日木曜日

人間の数のこと

人間のような大型動物が70億匹以上も、自然淘汰によって生存を許されている理由は、人間が知性現象だからだ。

人間は「集合知」というものを活用することで、自然淘汰の試験(試練?)を通過している。集合知の「強度」は、知性を伴う個体数の多さに比例する。

性格の違い?

「性格の違い」とされていることの殆んどは、本当は「知能レベルの違い」。

勝手乍ら

「また、勝手乍ら本日休業か...勝手乍らが多いんだよオメエは...」(ゴロー)

(『タンポポ』)

今日の昼

幾星霜

幾星霜(いくせいそう):苦労や努力を重ねて経た長い年月

2022年3月16日水曜日

2022年3月15日火曜日

My log has a message for you

Lynchの最高傑作は映画でもテレビでもなく配信だった。すなわち『ツイン・ピークス・リターン』。

海兵

「ゼーゴックはいい機体だぜ」

(ヴェルナー・ホルバイン)

*MSイグルーで「合格」はこのエピソードだけ。

2022年3月14日月曜日

手造りマヨ

2022.3.13.晚飯で。
マヨネーズは、調味料と言うよりは、「即席生クリーム」だと悟る。

111周目

ガイライ

人間は自分が「外来種」の時は、「移民」とか「開拓者」とか「入植者」とか、あるいは「難民」とか云う。「外来種」のコトバの定義は脇に置いて、事象の本質から云えば、地球生物史上初の生物以外の全ての生物は「外来種」だよ。

セイラの打ち明け話

第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」で、セイラがブライトに打ち明ける内容は、劇場版とは異なる。

TV版では、シャアが自分の兄であり、シャアの本名がキャスバルであることしか打ち明けない。

一方、劇場版では、シャアが自分の兄で、本名が「キャスバル・レム・ダイクン」であることを打ち明ける。ダイクンという名前を聞いて驚くブライトに、追い打ちをかけるように、自分の本名が「アルテイシア・ソム・ダイクン」であり、二人がジオン・ダイクンの子供であることもまで「白状」する。

【む】劇場版は観客への「サービス」のし過ぎ。あの時点のセイラさんに、そこまでなにもかもブライトにさらけ出す理由はない。ゴリゴリのブラザーコンプレックスのセイラさんが、基本的に赤の他人のブライトに、あそこまで「弱み」を見せて、心理的に寄りかかろう・泣きつこうとするのは不自然。2時間弱で盛り上げる必要がある劇場版ならではの「過剰」演出。


2022年3月13日日曜日

不足を感じない訳

漫画が白黒でも特に気にならない=不足を感じない理由は、小説・論文の類が文字だけでも特に気にならない=不足を感じない理由と全く同じような気がする。では、その理由(あるいは心理的仕掛け)とは具体的にはどのようなモノだろう?

ちょっこれえと!

「ちょっこれーと!」
「ダイズのでございますか?」
「カカオだよ!」

(『The Sun』)

猫さん(2022.3.13)

原作読んでない

見てると、こんな感じがする。

キアさんと一緒に死んでいたのは、彼女を救出に来た「ワカミヤくん」で、2人はアマタツ先生にガレージに閉じ込められて、キョーチクトーの煙で殺された。アマタツ先生は、2人の死体を居間のダンロの前に運び、ダンロにキョーチクトーを入れて自分は玄関から外に出た。一緒に中に居たら自分もキョーチクトーの煙で死んでしまうからね。そのとき玄関のカギを閉め忘れた。どうせ第一発見者になるつもりだったし、「この辺の人は冬は(玄関を使わず)ガレージから出入りする」のでモンダイはないと思っていたが、「ミスった」と勘違いして別荘に駆けつけた(この辺の人ではない)キツタカの証言(告白)で、「そのとき」の玄関にカギがかかっていなかったコトが公けになってしまった。

その結果、
「玄関は開いていたのに、〈ストーカ一〉はなぜワザワザ、勝手口のドアのカギを壊して別荘の中に入ったのか?」
 という大ギモンが生じてしまう。

・キアさんの「ストーカー」はアマタツ先生
・不穏な花コトバの花の絵は、アマタツ先生へのメッセージ。
・「ワカミヤくん」は、「カウンセリング」を受けているフリをして、キアさんから、アマタツ先生についての相談を受けていた。
・「ワカミヤくん」は、キアさんから事前に、もしも私(キア)の居場所が分からなくなったら、市役所のキッタカに訊くよう言われていた。
・「ワカミヤくん」は玄関のドアから中に入った。キアさんが招き入れた。もちろん靴は脱いだ。
・勝手口のドアのハカイ、足跡、「ワカミヤくん」の「土足」などは、アマタツ先生の工作。
・キッタカの最後のセリフ「おまえは変わらないな、アマタツ」はホメコトバではない。冷静すぎて、何を考えているか分からない、怖い、ということ。昔からアマタツのコトを知っているキッタカは、だから、アマタツなら完全犯罪で自分(キッタカ)を殺すかもしれない、と本気で思ったのだ。

など。まあ、知らんけど。

2022年3月11日金曜日

The theory has stood the test of time.

 The theory has stood the test of time.

その理論は時の試練に耐えてきた。

兄弟再会

義経「顔、顔!顔そっくり!!」

(『鎌倉殿の13人』⑨決戦前夜)

自然淘汰の呪縛

人間の学者は、生命とは「代謝・自己複製・膜」であるなどと、わかったようなことを言うが、それは、絵画とは「色・線・枠」などと言っているのと同じ「的外れ」。生命とは、自然淘汰によって進化する現象のことだ。生命が進化するのではなく、「進化する現象」が生命なのだ。そして、ちょうど、車が前進するオオモトの仕組みが、エンジンのシリンダー内のピストン運動であるように、進化の具体的な仕組みが自然淘汰である。


厄介なのはこの自然淘汰で、それは、自分と他者を作り出す原理であり、なおかつ、他者ではなく自分に利益を与えるものを優遇する原理である。平たく言えば、「自分の得になることだけをやれ」なのだから、生命現象依存型知性現象である人間がいつまで経っても争いをやめられないのは、至極当然、モットモなことなのだ。これが即ち自然淘汰の呪縛。この呪縛があるからこそ、人間の行き着く先はどうしても自発的絶滅にならざるを得ない。


(『人間の終わり』より抜粋)

人工自然の恵み

Amazon Go などの無人コンビニは、それに関する知識のない「昔の人」が見れば、森に入って木の実や、キノコを「タダ」で持って帰っているのと同じに見えるはずだ。即ちこれが「〈人工自然〉の恵み」である。

(む)

深宇宙探索

宇宙探索というと、いまだに、人間が(場合によったら、人工冬眠技術などの助けを借りて)、直接、現地に出向くものだと思っている連中が多い。そう、映画『エイリアン』とか『2001年宇宙の旅』みたいに。


だが、そうではない。ロボットの「卵」とでも言うべき、小さな「ロボット工場(=高性能な3Dプリンター的なモノ)」を無人で送り出し、現地(探査目的地)で製造したロボット(原料はもちろん現地調達)が、当該地を調べて回るのである。


目的地が月くらいなら(もちろん出発地点は地球)、人間が直接出向くのもいいだろう。せいぜいが一週間程度の「旅行」だから。しかし、火星となると、もう怪しい。明治時代に日本からカリフォルニアに行くような「覚悟」と「体力」と「時間的余裕」が要るからだ。実際、地球から火星までは、今の試算だと、半年以上はかかるのだから、米国に向けて出発したときの岩倉使節団よりもだいぶかかる。出発前からそうとう気が滅入るだろう。


地球で作り上げたロボットを送り込むほうがいいような気がするかもしれないが、それも違う。地球上で、予め、ロボットを目的地の環境に最適化するのは難しい。「現地」の環境や状況に合わせたロボットを、実際に「現地」に着いてから設計し作ったほうが、最適化の精度は高まる。送り出す「卵」は探索目的のロボットではなく、到着した環境に適合したロボットを作り出すための装置だという点が勘所。


(む)


2022年3月10日木曜日

伊丹万平

伊丹十三『お葬式』観賞。今回の気付き。井上佗助の次男役は、伊丹万平。

今日の昼

照り焼きハンバーグ。旨かった。

2022年3月9日水曜日

完全犯罪

『ミステリと言う勿れ』の第9話視聴。

もしかして、これってアマタツ先生の「完全犯罪」?

あと、ライカさんが「K-pax星人」なのは察っしがついてたよ。

2022年3月8日火曜日

実はわかり易い

『INLAND EMPIRE』観賞。7周目くらいか?

この映画のモチーフは、印象よりも分かり易いという話は何度もした。即ち、「日の目を見なかった映画を、主人公が〈成仏〉させる」映画。

もう少し詳しく云えば、主演二人が殺されてしまったことで映画の作品世界の中に「閉じ込められ」離ればなれになってしまった『47』の主人公たち(テレビを見ながら泣いている女と、最後に子連れで現れるポーランド人の男=「現実世界」でのニッキーの旦那)。

リメイク版の主演女優であるニッキーは、役を演じて切ることで、遂に、未完成の『47』の作品世界に入り込み、悪者「ファントム=「現実世界」で主演俳優二人を殺した男の「作品世界」での「化身」」を倒し、『47』の登場人物たちが閉じ込められている建物のドアのカギを開け、彼らを解放する。

因みに謎のエンドロールは、云うまでもなく、「BLACK LODGE」。歌、フラッシュ、『Mulholland Drive』の「リタ=カミーラ・ローズ」の「化身」、サル...完全にそう。材木を切っている男は、無論、『TWIN PEAKS』のオープニングの引用。

2022年3月7日月曜日

戦争をダシにした

『Zガンダム』がツマラないのは、結局アレは、戦場が舞台の男女の恋愛ドラマだからだ。逆に、恋愛ドラマ好きには評判がヨロシイのではないかナ?

打ち切りマンガ的

『Zガンダム』全50話視聴。多分、2周目。「ゼダンの門」から「宇宙を駆ける」までは一気見した。

打ち切りマンガ的な「終わり方」

2022年3月6日日曜日

猫さん(2022.03.06)


 

甘ったれ

エマ・シーンとブライト・ノア以外の主要キャラクター全員「アタマ」が悪い『Zガンダム』。その中の一番の甘ったれはレコア・ロンド。

ティターンズに「寝がえって」メッサーラに乗り込み、サイド2に毒ガスを注入したあとで、百式に乗ったシャア(クワトロ)が現われて「本気」で自分を殺そうとするのが嬉しくて仕方がない。初めてシャアにマトモに構ってもらえたからだ。

つまり、究極の「カマッテちゃん女」がレコア・ロンド。シロッコ的にやさしく言えば、依存心が強いだけのふつうの女。

2022年3月4日金曜日

Win and lose

『刃牙道』を15巻まで読んだ。本部以蔵の云う、宮本武蔵の「孤独」とは、相手に勝つことが、相手を遠久に失うことと同じになっていることを指すのだろう。

2022年3月3日木曜日

150年の怠慢

所謂「北国」とか「雪国」などと呼ばれる地域は、相応の設備や装備なしでは人間が生きられないという点で、月面や火星植民地に近い。「例年にない」大雪のせいで、札幌が「想定外」のトラブルに巻き込まれてしまうのは、今言った認識が札幌にない(ずっとなかった)からだ。


月面や火星植民地で生活していこうとするとき、最初にやることは、生身の人間でも生きられる、温暖で安定した「閉鎖空間型都市」の建設である。一般的なSFのイメージで言えば、透明な巨大ドーム空間だ。それと同じことを、札幌は降雪や積雪に対して行うべきだった。毎年毎年、億という単位のカネをつぎ込んで、その場しのぎの排雪作業をするくらいなら、月面都市的な哲学の「大雪対応型都市」を作り上げていくべきだったのだ。


明治から今日まで150年もあった。にもかかわらず、「雪が降ったら、黙って雪かきすればいい(他にどうする?)」という雪国人の「美学」を言い訳に、札幌は本当にやるべき仕事を先送りにしてきた。150年も!


(2022年3月3日木曜日【む】)


アボガドロ

デモと本編

バイオニックアームを装着して最初のビル(Grim本社?)から飛び降りる場面で、デモでは、遠景は何もないただの空だが、本編では、後に登ることになる「The highest building = FSA building」が見えている。

もうひとつ。

デモでは「ジップキック」でケースの固まりを蹴りとばしてバラバラにしているが、本編で同じことをしてもケースの固まりはバラバラにはならない。

今日の昼

作画が変

『Zガンダム』第37話「ダカールの日」のキャラクターの作画がオカシイ。