2022年3月14日月曜日

セイラの打ち明け話

第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」で、セイラがブライトに打ち明ける内容は、劇場版とは異なる。

TV版では、シャアが自分の兄であり、シャアの本名がキャスバルであることしか打ち明けない。

一方、劇場版では、シャアが自分の兄で、本名が「キャスバル・レム・ダイクン」であることを打ち明ける。ダイクンという名前を聞いて驚くブライトに、追い打ちをかけるように、自分の本名が「アルテイシア・ソム・ダイクン」であり、二人がジオン・ダイクンの子供であることもまで「白状」する。

【む】劇場版は観客への「サービス」のし過ぎ。あの時点のセイラさんに、そこまでなにもかもブライトにさらけ出す理由はない。ゴリゴリのブラザーコンプレックスのセイラさんが、基本的に赤の他人のブライトに、あそこまで「弱み」を見せて、心理的に寄りかかろう・泣きつこうとするのは不自然。2時間弱で盛り上げる必要がある劇場版ならではの「過剰」演出。