2021年8月3日 火曜日
天気:暑い! 14:45の室温35度! 04:20頃と、18:10頃に猫散歩。
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晩飯:冷凍食品になっている「鳥南蛮弁当」(Top Value):意外な薄味で旨い、黒ラベル+レモン、鉄火巻き、冷コー、他。
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☆『イリュージョニスト』視聴。Prime Video。4周目。ジャック・タチが残した脚本(原作?/原案?)を元に作られたアニメ映画。おそらく全てCG(2次元CG)だと思う。視聴を重ねるごとに味わい深い作品になっていく気がすると、3周目の時にも書いたが、4周目の今回は更に好かった。
memo1:タチシェフを追いかけて無賃乗船していたアリス用の乗船切符を、タチシェフは手品で出しているが、よく見ると、切符切りの係員の下げたカバンから素早く切符を一枚抜き取って、それを係員に渡している。
memo2:物語の最終盤、列車のコンパートメントの中。短い鉛筆で絵を描いていた女の子が、その鉛筆を落としてしまう。タチシェフは、その鉛筆を見つけて、自分の持っていた長い鉛筆と一緒に手の中に隠す(手品のタネを仕込む)。で、てっきり、長い方の鉛筆を女の子に取らせるのかと思ったら、女の子が引き抜いた鉛筆は、もとの短い鉛筆。「せっかくタネを仕込んだのに、なんで?」とこれを書き始めた時には思っていたのだが、今、気づいた。もしも、ここで、長い鉛筆を女の子に渡したら、この子も、アリスと同じようにタチシェフのことを「本物」の魔法使いだと思いこんで、また、同じ「トラブル」が繰り返されると思ったのだ。タネを仕込んでいるときは、女の子に長い鉛筆を渡してやるつもりだったタチシェフが、とっさに考えを変えて、普通に短い方の鉛筆を女の子に返した場面。
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☆『Twin Peaks : Fire Walk with ME』6周目(?)
memo1:ジェームズが、最後にローラと別れたあとの「信号機」。てっきり、同じ場面がモノクロになった『The Return』では、色の区別がつかずわかりにくいので、「STOP」と「GO」の文字を、デジタル処理で付け足したのだと思っていたけど、オリジナルの方の信号にもちゃんと「STOP」(赤ライト)と「Go」(青ライト)の文字が描いてあった。
memo2:最終盤の列車の場面。ロネットに列車の扉を開けてもらったマイクは、土壇場で、「指輪」を列車の中に投げ入れることができる。指輪に気づいたローラは、BOBに殺される前にそれを指にはめて、殺された後Black Lodgeに「転生」する。
memo3:同じく最終盤。縛られているロネットの縄を「解いた」天使は、ローラの「能力」である可能性。
memo4:ローラにとって、ジェームズは「純粋に愛に生きる」貴重な存在。リーランドやボビーのような、Black Lodge的な要素ゼロの。
memo5:12歳の時から、実の父親にれいぷされ続けていたローラは、ずっと「現実」を知ることを拒絶して、所謂「多重人格症」の期間を過ごし続けたが、18歳の年の2月、遂に「真実」を「知る」。