2021年8月29日 日曜日
天気:晴れ。暑い。30℃。04:10頃と17:30頃に猫散歩。
*
△『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』(2018)オーストラリア映画(吹き替え版)/prime video/2021年8月29日
ウィンチェスターは、アメリカの銃の製造販売会社の老舗。舞台は、南北戦争から20年ほど経ったアメリカ。1906.4.12~19の1週間の物語。屋敷の増改築をし続けてたウィンチェスター未亡人の「奇行」に触発されて作られたフィクション。
先に言ってしまうと、ウィンチェスター銃で命を落とした亡霊達が、屋敷に押しかけて、自分たちが死んだ部屋を未亡人に作られせているというナカミ。部屋ができたら成仏する亡霊もいるし、全然成仏しない亡霊もいる。成仏しない亡霊の方は、外から13本の釘を打ち付けて部屋に閉じ込める。
部屋は100近くある。
エリック・プライス:精神科医。主人公。アヘン中毒。ウィンチェスター社の依頼で、未亡人の精神鑑定に来る。
サラ・ウィンチェスター:ウィンチェスター屋敷の主人で、ウィチェスター社のオーナー。
ベン:ウィンチェスター家に強烈な恨みを持つ亡霊。いわゆるラスボス。元南軍の兵士。南軍のマスケット銃は、北軍のウィンチェスター銃に歯が立たなかった。
++++
40分頃の気づき:自社の銃で命を落とした人間の亡霊を部屋に閉じ込めて、成仏させているんだろう。だから、次々に増築しているんだろう、と推理(→のちに、概ね正解だと判明)
60分頃の気づき:若い執事は、観客には普通の人間の登場人物のように見せて、実は、主人公プライスにしか見えてない亡霊(『Six Sense』スタイル)だ、気づいた。(→実際その直後に「種明かし」あり。正解)。そもそも、それまでに何度か現れた「一瞬見える」亡霊の姿が、まんまこの俳優なので、まあ、丸わかり。俳優の顔のクセが強すぎ。というのも、この若い執事を演じている俳優は『Twin Peaks Return』でMr.Cとオードリーの息子リチャードを演じていたあの俳優だから。
70分頃の気づき:ガーデン・ルームの「住人」は、プライスの死んだ奥さんルビーだろう。彼女が、主人公を「手助け」してくれる展開か。
++++
@全体としては、JOJO的な思想レベル
@この作品も「ただの人間が死んだら強力な力を得る」信仰。これも生命教だよ。
@「家族愛」も生命教信者の「盲信」。しかも、強力な。現代では、或る意味「無敵の神」とさえ言える。
*
岡田斗司夫ゼミ視聴。宮崎駿監督『風立ちぬ』解説。
菜穂子の正体。
主人公堀越二郎のモデルは宮崎駿の父。