2022年4月4日月曜日

精神の「纏足」や「割礼」

ウィル・スミスは、自分の妻をからかった芸人と自分は「対等」だと思っているから、ビンタを喰らわせた。

芸人を支持する者たち(ウィル・スミスを非難する者たち)は、自身の「社会的地位」に関りなく、ウィル・スミスの方が「上」で、芸人は「下」だと思っている。

所謂「ノブレス・オブリージュ」のお題目を心の中で唱えて、侮辱に対する怒りの感情を押し殺すのも、逆に、「おのれ、愚弄したな、許せん!」と言って侍が町人を「手討ち」にするのも、要はどちらも、精神の「纏足」や「割礼」。即ち「未熟な知性現象」の証し。