2021年11月6日 土曜日
天気:晴れ。温かい。12:30~13:00猫散歩。
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『ボトムズ』鑑賞。第25話「潜入」。カン・ユー隊長、やっぱり生きてたね。
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『逆襲のシャア』鑑賞。5周目。
memo:
経緯
ネオ・ジオンが、連邦側に事前通知をしたあとで、連邦本部のあるチベットのラサに5thルナを落とす。
主要機関をラサから退避させていた連邦側とネオ・ジオンの交渉。連邦からのアクシズの購入を交換条件に、ネオ・ジオン艦隊の解体を約束する。
ネオ・ジオン軍が、「投降」させるために、全軍を装った艦隊をスウィートウォーター(ネオ・ジオンの本拠地コロニー)から、ルナツーに向かわせる。
同時に、別の艦隊でシャアはこっそりアクシズに向かう。
ルナツーに到着したネオ・ジオン艦隊が、ルナツーを騙し討ちにして、ルナツーにあった核兵器を奪取する。
ブライトのロンド・ベルが、カムランが用意した「ルナツー以外にあった核ミサイル」を積んで、アクシズに向かう。
シャアのサザビーが、ブライトの一回目の核ミサイルを狙撃しアクシズを守る。
シャアの隊がアクシズの核パルスエンジンを作動させる。アクシズは地球に向かって動き出す。
ギュネイのヤクト・ドーガが、ブライトの「本命」の核ミサイルを全て狙撃して、アクシズを守る。
アムロのνガンダムが、ギュネイを殺す。
チェーンのリ・ガズィが撃ったグレネードが、ハサウェイのジェガンに直撃しそうになったのを、クエスのアルパ・アジールがかばって、クエスが死ぬ(シャアをかばって死んだララァと同じ死に方)。
クエスを「殺されて」逆上したハサウェイのジェガンが、チェーンのリ・ガズィに攻撃し、チェーンを殺す。
アムロが、ルナツーの核爆弾を積んだネオ・ジオンの三番艦を、核爆弾ごと破壊する。
核ミサイル攻撃が失敗したブライトたちが、アクシズに「上陸」して、アクシズを内部から破壊するために、廃坑に爆薬を仕掛ける。
廃坑の爆薬で、アクシズが前後半分に割れ、前半分は地球への落下軌道から逸れるが、後ろ半分が地球に落下し始める(爆発の勢いが強すぎてブレーキをかけてしまったんです)。
アムロがνガンダムでアクシズの落下を止めようとすると、周りから連邦、ネオ・ジオン両方モビルスーツたちが集まってきてアクシズに張り付き、同じように落下を防ごうとする。
謎の光で、νガンダム以外のモビルスーツがアクシズから全て剥ぎ飛ばされ、その直後、シャアとアムロの「命と引換えに」、アクシズの後ろ半分も地球への落下軌道から外れる。
戦死した主要キャラ:ケイラ(ロンド・ベル)、レズン(ネオ・ジオン)、ギュネイ(ネオ・ジオン)、クエス(ネオ・ジオン)、チェーン(ロンド・ベル)、シャア(ネオ・ジオン)、アムロ(ロンド・ベル)。
ブライト、ハサウェイ、ナナイは生き残る。
この作品の特徴の一つは、ギュネイ、クエス、チェーンのような重要キャラの「戦死場面」で、それぞれの人物が死んでいく様を直接には描かないところ。つまり、炎や爆発や閃光に包まれたコクピットで、慄いたり諦めたりする最後の姿が描かれない。3人とも、敵の攻撃を食らう直前の姿は描かれているが、「致命傷」となった攻撃を受ける場面も、その後も爆発も、全て搭乗しているマシンを「外」からみたカメラワークで描かれる。なので、ギュネイ役の山寺宏一が当時確認したらしいけど、「今ので、死んだんですか?」となる。おそらくこれは、最後に控える、アムロとシャアの死に際の描写が観客にとって「不自然」に見えないようにするための工夫だろう。つまり、他の主要キャラがコクピットで悲鳴を上げながら死んでいく場面を描いておいて、最後の二人だけ、死んだのか死んでないのか分からない、謎の光に包まれてオシマイ(νガンダムが爆発している描写もない)にしてしまうと、観客に、「イカニモ」と、妙な勘繰りをされそうになるからだ。かと言って、その他の大勢のキャラたち同様、コクピットの中で「わ〜!」とか言わせながら殺すのもアレだし。だからって、最後の姿を見せずに、済ますのもアレだし、という。