2020年2月21日金曜日

BBC World Serviceの『13 minutes to the Moon』をこのところずっと聴いていた。というか聴きながら、寝ていた。というか、ほとんど寝ていて、時々ハッと目が覚めて、「あ、だいぶ過ぎてるな」とか、そういう感じの、子守唄的な聞き方。目が覚めてしまう一番のタイミングは、Hans Zimmerが作ったらしいテーマ曲がどわ~んと流れる時(曲がなんか怖いので驚いて目が覚める)。だから、割とおしまいの方。

Hans Zimmerの曲は『ホームズ』のも『ダークナイト』のも、NHKの自然番組のもだいたいおんなじ感じなんだけど、嫌いじゃない。というか、むしろ好き。ガイリッチーの『ホームズ』も、そんなに好きじゃないクリストファーノーランの『ダークナイト』も、実は音楽で好きなのかもしれない 。

それはそうと、Hans Zimmerに限らず、Badalamentiでも教授でも久石譲でも加古隆でも、最近で言うと、佐藤直紀(←『ハゲタカ』とか『龍馬伝』の)でも、いわゆるサントラ音楽って、まあ、みんな、その人その人で同じ感じになる。と言うか、そう言う注文なのかもしれないけど。

で、『13 minutes to the Moon』に話を戻すと、近々、第二シーズンが始まるらしい。ンだけど、一体何をやるんだろう? アポロ12号以降をやるんだろうか? 多分そうだろう。知らんけど。

それにしてもBBC World Serviceって素晴らしいね(ハリー杉山キッカケでその存在を知った)。このクオリティの番組が無料で聴き放題って、どういう仕組み、というか、どういう了見なんだろう(好い意味で)? まあ、大英帝国の「世界戦略」なのかもしれない。あるいは、元世界帝国の矜持なのかも。

なんにしても、下手な英語教材なんか聞くよりずっと面白いのは間違いない。まあ、聞き取れなくても気にしない。というか、世界にはいろいろな「英語」があるなあ、と思う。そもそも、「地元」の「イギリス人」の英語が何言ってるのかわからない。BBCの人たちの言ってることはわかるけど、いわゆる「下町」とか「地方」とかの「イギリス人」が喋ってる英語が、これ、全然、英語に聞こえないくらい聞き取れなくて、それが面白い。

考えてみれば、日本語だって、ちょっと自分になじみのない地方の人たちの言葉だともう、全然わからないんだから、英語が聞き取れな…