2020年2月27日木曜日

『水木しげる妖怪画集』を読んだ。というか観た。1970年に出版されたものが、2017年に復刊ドットコムで復刊したもの。昔の本だけあって、同じ妖怪でも「姿」が違うのが面白かった。「べとべとさん」や「ぬりかべ」などだ。


昨日は北海道だけだったけど、どうやら、全国的に休校になるらしい。しかも、小中に加えて高校も。これだけ「地球が小さく」なって、どこの何人でも、どこの何国にでも行ったり来たりできるわけで、当然、この先も「こういうこと」は起きるはず。だから、これを機に、ひとつどうなるか、いっぺん極端なことをやってみたほうがいいよね。つまり、社会が死なない程度に社会活動を「休眠状態/冬眠状態」にして「やり過ごす」と、実際どうなるか、どういう不具合が起きて、どういうことは案外平気かっていう、いわゆる「社会実験」ってのを。

もうひとつ。これを機に、やっぱり、remote working(遠隔勤務)が普及するんじゃないかな。つまり、生身の人間が毎朝大量にノコノコ出かけて行って一つ場所に集まってやる必要のない仕事が、今、実際、大量にあるわけで、しかし、経営者の方は、経費とかキッカケとかがなくて、なかなか切り替えができなかったのが、こうなってみると、長い目で見たら、経済的にも経営的にも有利だってことにやっと気づいて。ちょうど、フクシマが、太陽光エネルギーだのなんだのにカネを振り向けるキッカケになったように。人間、痛い目を見ないと行動を起こさないからね。

エライ人たちの考えは、新型だから、今のところワクチンも特効薬もなくて、だから、最終的にはきっと、今生きている地球人のほとんどが感染するつもりで、しかし、いっぺんに大勢が感染したら困るから、できるだけ長い時間をかけて、うすーく感染させていくようにして乗り切ろうって寸法。まあ、それしかないよね。だから、コチラとしても「絶対に感染しないぞ」っていうよりも「どうせどっかのタイミングで感染するだろうけど、遅ければ遅いほどトクなはずだから、できるだけ粘ろう」くらいに構えていたほうが、精神衛生上ヨロシイ気がする。

今回のコロナ騒動で、昔の「スペインかぜ」(世界中で何千万と死んだらしい)の時とかの「世の中の感じ」はどんなだったんだろうと思う。今生きている連中はみんな、あのウィルスの「淘汰」を生き延びた者たちの子孫だよね。今回、新たな「淘汰」が起きたことで未来…