2021年6月27日日曜日

カレーソング

2021年6月27日 日曜日


天気:晴れ。17時半ごろ猫散歩。



昼飯:Brewed BaseのBrewedカレー。昨日の夜にスマホから注文した。カレーとオリジナルブレンドのコーヒー豆100g。配達時刻は今日の12時半。ちゃんと届いた。配達してきたのはハイヤーの運転手(おばさん)だった。支払いもハイヤーに。今、考えると、あとでこのハイヤーの運転手は店に売り上げを持って帰るんだね。少し面倒だろう。カレーはパニカフェ的なヤツ。珈琲は、あっさりしていて、カレーの後にちょうどいい。


晩飯:りょうの餃子、黒ラベル、タマゴサンド(手作り)、爽アイス、他。



「ガンダム」と銘打った作品は、今やアホほどあって、どれを見ればいいのか分からないと人はいう。しかし、見るべき作品は次の三つ。初代のテレビ版、オリジナルビデオ作品の初代「ポケットの中の戦争」そして、「∀ガンダム」。他の作品は、歴史の勉強をする民隊に、その時、誰と誰に何があったのかを「教科書」で読んで知っていれば充分。


結局、自分にとっての『ガンダム』は「初代テレビ版」と「ポケ戦」と「∀」の三つだけ。たとえ宇宙世紀ものでも、他のは全部、まあ、言ってみれば「キャラもの」。「人気の有名キャラを引っ張り出して客を集めたい」とか「新しいモビルスーツを出してガンプラを売りたい」とか、単に「元ファンの連中があの世界観で遊びたい」とか、そういう風な作品としか思えない。それらの作品には、商品としての需要喚起は見えても、表現としての必然を感じない。


それはそうと、『∀ガンダム』は、「カルピスこども名作劇場」の枠で(ということは、『ハイジ』や『母をたずねて三千里』や『フランダースの犬』や『トム・ソーヤの冒険』の系譜として)「ガンダム」をやるとしたら、どんな「ガンダム」ができるだろうか、という発想から作られた作品としか思えない。



『American Animals』(2004)視聴。Prime Video。自分たちは他の連中よりも賢い/頭が切れると思い込んでいる[凡庸で世間知らずの大学生たち]が、図書館の稀覯本の強盗計画を立て、実行するが、失敗し、あっさり捕まる話。「凡庸で世間知らず」のうちの「凡庸」とは、「知能指数100」ということ。世界には100より低い知能指数の人間がゴマンと居るから、知能指数100の人間は自分のことをうっかり「人より賢い」と思いがち。しかし、繰り返すが、知能指数100は凡庸すなわちフツー。世界の仕組みは知能指数100を基準にできているから、知能指数100の人間は、絶対に世界の仕組みを手玉にとることはできない。強盗してもすぐに捕まる。もうひとつの「世間知らず」の方は、人間の一面しか知らないということ。人間の外面しか知らないから、例えば、強盗の当事者になるというような「極限状態」では、自分を含めた人間というものがどのようになってしまうかも知らない(想像が及ばない)。緊張で手元が狂い、騒ぎになり、計画通りにことが運ばず(というか、この映画での強盗計画は相当にお粗末だけど)、人生をしくじる。もう一つ、世間のオトナたちは、コドモ(学生)が思っている以上に、ずる賢いし、身もふたもない、ということを知らないことを「世間知らず」という。言い換えるなら、「世の中は甘くない」ということを、「世間知らず」は言葉の意味としてしか理解していない。だから、「世間知らず」たちは、ノコノコと盗品を持って、クリスティーズのような(警察よりも盗品に厳しいし、盗品に対して情報を持っている)ところに出かけてしまう。犯罪者にとって危険なのは警察だけだと思い込んでいる。



「岡田斗司夫ゼミ」視聴。「400回記念」岡田斗司夫ゼミの歴史と、岡田斗司夫自身の歴史。岡田斗司夫が、レコーディングダイエットで、79キロまで痩せる少し前、落語をやっていたことを今日知った。



今日の放送で公開された『有吉eeee!』の「カレーソング」が思いの他、好かった。「ごちゃごちゃ言っとらんで、誰が一番か決めたらええんや!」(前田日明)、「これがお前のやり方か!」(長州力)。