2021年10月11日月曜日

ランボー

2021年10月10日 日曜日



天気:晴れ。夕方から雨。14:05~14:30猫散歩。



『ガンダム』鑑賞。第19話「ランバ・ラル特攻!」



『ランボー』鑑賞。テレビ放送では何度か観たが、きちんと劇場公開の長さの物を見たのは初めてかもしれない。いや、一度くらいはレンタルで見たかもしれない。ともかく、『ランボー』シリーズで、真面目に見られるのはこの最初のやつだけ。あとは、単なるバカ戦争映画。良く言って、マーベルヒーローものの一種。


今回、『Twin Peaks』の「ハンク」の俳優が出演していることを発見した。保安官事務所の若手の「ウォード」役。若い。もう一人、同じく保安官事務所の若手「ミッチ」の顔をどこかで見たと思って、最初は『ファーゴ』の自動車ディーラーの役の俳優だと思ったが、調べてみたら『CSI: マイアミ』の「ホレイショ」の俳優だった。こちらも若い!


舞台になった街の名前は「HOPE」。


山狩りに行った保安官事務所の連中が、ランボーに「返り討ち」(ランボーはあえて誰も殺さなかった)にあったあと、州警察と一緒にやってくるのが、ランボーの元上司サム・トラウトマン大佐。ベトナムでは中隊長。ランボーは、ベーカー・チーム所属のグリーンベレーで、chord nameは「大鴉」即ちraven。大佐曰く、「闇の殺し屋、それがランボーの正体だ」。


州兵は、隊長のクリントンを含め、全員がパート。クリントンは薬局の店主か店員。


周りが全員、ランボーはロケットランチャーでバラバラになって死んだと思っている時に、大佐は坑道の様子をみて、ランボーが生き延びていると感じる。ランボーが生きていたことがわかった後で、のちに、保安官に「知っていただろう?」と聞かれて「予感はあった」と答えている。


ランボーは無線で大佐と話す時に「俺はただ食事をしたかっただけだ」と言っている。


ランボーの吹き替えは、おなじみの「ささきいさお」。保安官の吹き替えはたぶん、石田太郎(2代目のコロンボ吹き替え)。


M16を積んだ軍用トラックを奪ったランボーがHopeの街に入ると、急に夜になるのはなぜ? 考えられるのは、ランボーが死んだと思って、街に帰ってきた保安官が、街のレストランで飲んでいる大佐と話をしているあの時刻は、まだ明るい夕方3時ごろといこと。この映画全体が、実はたった1日の出来事なのだろう。仕留めた野生の豚を焼いて食べているランボーの周りは真っ暗だが、あれは単にランボーが坑道の中のどこかにいるからだろう。


このエピソードはベトナム戦争が終わってから七年後の話だということが、最後、ランボーが大佐に話す話の内容からわかる。曰く、あれから「七年も経ったのに」戦友が靴箱の爆弾で死んだ時の光景が消えない、と。



岡田斗司夫ゼミ視聴。「さらば愛しきルパンよ」解説。


事前に分かっていたので、家にある「さらば愛しきルパンよ」の録画ブルーレイを見て「予習」した。


「殺人ロボットの恐ろしさを人々に知らせるために」という小山田マキの訴えに「共感」したふりをして、殺人ロボット(ラムダと量産型のシグマ)の宣伝に利用する偽ルパン一味(シグマを全世界に売り込みたい永田重工業の手先)の話。


岡田斗司夫によると、これは、宮崎駿が、「パート2のルパン一味は全部偽物だ!」と言い放った作品(宮崎当人が、後年あれはやりすぎた、と反省しているらしいので本当だろう)。つまり、このエピソードに出てきた「偽ルパン一味」は、このエピソードだけに登場した偽物ではなく、ルパンシリーズパート2の初めから終わりまでずっと出ていて、視聴者が「本物のルパン一味」だと思っていた連中そのものだ、という主張。パート2の最終回である本エピソードでやっと「本物」が登場して、偽物たちを「片付けた」ので、ずっと偽物たちが主役をやっていたパート2「ルパン」は終わったというハナシ。で、本物たちは「富士山」が象徴する夢の世界に帰って行って二度と戻らない。というのが、岡田斗司夫の解釈。



「赤番」(あかばん):コールセンターにかかってくる常連クレーマーの電話番号。あるいは常連クレーマーそのものを指す。ドラマの中だけの隠語?


(日本テレビドラマ『真犯人フラグ』)