2021年7月9日金曜日

箱買い(6個入り)「カレーメシ/オーベルジーヌ」、到着。

2021年7月9日 金曜日


天気:晴れ。猫散歩なし(宅急便待ち)。



晩飯:ロゴダジ(赤)、山頭火のまかないラーメン(袋麺)旨い!、白米、他。



箱買い(6個入り)「カレーメシ/オーベルジーヌ」、到着。



『メッセージ』視聴。原題:ARRIVAL(2017)/prime video/2021年7月9日/【以下、ネタバレあり】


未来の記憶がある主人公ルイーズ・バンクス(言語学者)が、その未来の記憶を使って、異星人の言語を解読し、世界を救う話(未来の記憶の中にある、自分が何年もかけて解読した異星人の言語について書いた自分の本を自分が読んでいる場面を「思い出して」、まだ解読が済んでない「今」、異星人の言葉が読めるようになる)。主人公は当初は、自分に「未来の記憶」があることに気づいてないし、観客も、ストーリーの時系列を勘違いさせられるような編集によって、終盤まで「騙される」。異星人は、彼らが使う言語によって、未来を見通すことができ(*なぜ? 使用言語が認識に影響するから? それ、説明になってる?)、その言語を人類に教えることで、3000年後に訪れる危機から人類を救おうとして、地球にやってきた(*ありがたいことです)。


*知性現象は、どんな媒体であろうと、ほぼ同じ道筋を辿り、同じ究極地点に到達するので、「よその」知性現象を取り立てて大事にする必要はない。前にも言ったが、知性現象の究極は「全て同じ一つのもの」になるのだから、彼らが生き延びれば、地球人が滅びても、知性現象的には問題ない。それとも、地球人類は、彼ら自身が滅んだ時のための保険? でも、彼らは未来がわかるんだよね?


*全体として、「地味な」異星人到来モノだが、それがいい。どちらかというと、自分の人生で起きることがあらかじめ全部わかってしまっている主人公の抱える「業」がもたらすアレコレのほうが、この作品の主題だろう。異星人到来は、主人公の「その異能性」に説得力を持たせるための「状況設定」。つまり、もっと大げさなことを描けば、主人公に未来の記憶があることが、なんか、フツウに思えてしまう、というその錯覚を狙った、一種の目くらましとしての「状況設定」。でも、静かで面白かった。ガチャガチャうるさいCG映画は嫌いなんだよ。