2021年4月15日木曜日

『女王蜂』市川崑監督・石坂浩二主演(1978年)を視聴

2021年4月15日 木曜日


一日中晴れ。



『女王蜂』市川崑監督・石坂浩二主演(1978年)を視聴。金田一モノ・横溝正史モノというより、人間模様を描いたドラマとして素晴らしい。出演者たちの芝居が好いんだと思う。仲代達矢、岸恵子、司葉子、伴淳三郎、三木のり平、大滝秀治、加藤武、小林昭二、坂口良子、沖雅也。あと、一瞬だけ白石加代子も出る(若い!)。それに加えて、ミラーマン、仮面ライダー2号の変身前の俳優たちも出ていて楽しかった。これは名作。金田一耕助モノの映画で一番かもしれない。



そういえば、『ねこねこ日本史』もついに終わったらしい気配。いつもの放送時間に、先週も今週も違う番組が流れている。あと、『ボキャブライダーon TV』も少し前に最終回を迎えたらしいのだが、その肝心の最終回を見れてない。



§º「生命現象の家」の一階にいるのは生まれたての赤ん坊。最上階には、社会的な「成功者」たちがいる。最上階には階段で行ける。天井裏には、一階からの直通エレベータでしか行けない。屋根の上に行けるのは、呪われた者か祝福された者のみ。階段もエレベータもない。



§º小説や映画や絵画などの[人間の創作物]は、シロアリの蟻塚やミツバチの蜂の巣やアズマヤドリの東屋と同じで、生命現象の文脈でのみ「価値」を持つ。人間が生み出せるかもしれない創作物の究極は、いうまでもなく、「別の宇宙」である。この「創作物」だけが、生命現象の文脈の埒外にある。



鶏肉のソテーを、木桶醤油で食う。旨い。