2021年4月18日日曜日

『Mr.ホームズ/名探偵最後の事件』を観た

2021年4月18日 日曜日


一日中、わりと本気の雨。


「ガンダムチャンネル」で『逆襲のシャア』が24時間無料配信されるというので喜んで観に行ったら、画面右上に「チャンネル登録者105万人チャンレジ中!現在98万人突破 次の目標は105万人」という文章がずーっとが出ていて興ざめしたので3分で観るのをやめた。念のために、再生バーで先の方を確かめたら、やっぱりずーっと「チャンネル登録者105万人チャンレジ中!現在98万人突破 次の目標は105万人」が出てる。なんなんだろ? なんでこういう「もったいつけるようなこと」をするんだろう? わざわざ、作品の画面を「汚して」まで。こういう感覚、わからないよなあ。NHKが、受信料を払っていない「視聴者」が観ている画面に対して「受信料払え」的なメッセージをずーっと出しているあの感覚とおなじものなのか?



『ボトムズ』第8話視聴。



『Mr.ホームズ/名探偵最後の事件』を【Prime Video】で観た。94歳のシャーロック・ホームズが主人公の映画。BBCが制作。確か原作があったと思う。読んでないけど。最後に、ホームズが梅崎に書いた手紙の内容は、無論、ホームズの「創作」である。ところで、この作品は、原作のホームズの人物造形をそのまま利用していいるところがズルいしウマい。つまり、ああいう頭脳明晰でドライな人間が年老いたらどうなるだろう、という物語を作り上げるときに、「前ふり」というか、若い時の主人公の「人物造形」を原作のホームズで「済ませて」しまっているので、なんというか、この作品自体は、大河ドラマの最後の数話分しか語ってないのだけれど、観ているこちら側に「若い頃のホームズ」の情報がたっぷりあるので、「隔世感」とか「長い人生の旅路の果て感」が自動的に醸造されてしまい、つい妙に感動してしまう、という構造。



「久保みねヒャダこじらせライブ#11」視聴。ゲストは伊集院光。



「岡田斗司夫ゼミ」視聴。お題は大正時代の活弁。「頗る非常」の駒田好洋(こまだこうよう)と、怪盗ジゴマ。



§º近い将来か遠い将来か、自動車の自動運転が完成されて、人間の運転手による死亡事故がもはや発生しなくなったとき、人間は、そういう[人間の死亡事故が起きるような自動車の運転]を必ず懐かしむ。人間が人間を殺してしまうことの、人間にとっての「価値」を、人間は心の深い部分で「信じている」からだ。それがつまりは、生命教の根底にある価値観だから。おそろしいが事実。生命教を信仰するとはそういうこと。



§º『コスモスに君と』の歌詞が怖い。特に三番。え、なに言ってんの? と聞き返してしまう。