今朝の『あさいち』を観ていたら、「おいらの船は300トン」という歌に合わせて出演者たちが足踏み体操みたいなことをしていた。「おいらの船は300トン」! この歌、すごく知ってて、ワンコーラスを割とちゃんと歌える!(気がする)。 四十年も前から知っていて、ずっと忘れていたのを、今朝の『あさいち』きっかけで思い出した。まるで25年間ブラックロッジにいたクーパーの気分。当時はラジオもレコードも持ってなかったから出所はテレビだろう。おそらくはローカルCM。毎日のように聞いていた。しかし何のCMだったのか? そう思って少し調べてみたら、コチラが知っている歌詞は、実は「替え歌」だったと判明。しかし、何のCMだったかは分からずじまい。なんとなく、酔鯨(日本酒)のCMだったんじゃないかと思ってるんだけど、全然違うかもしれない。ネット時代と雖も所詮こんなもの。
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トランプと一緒にエアフォースワンに乗っていた代議士だか事務員だか秘書(男)だかの新型コロナ感染が確認されたらしい。トランプはじいちゃんだし、もし本人にも感染していたら大統領選どころじゃなくなるね。うっかりしたら死んじゃうかも。もしも現役大統領が病死したらどうなるんだっけ? 第二次大戦末期にフランクリン・ルーズベルト大統領が死んだあとは、副大統領のトルーマンが後を継いだけど、そうじゃなく、大統領選の最中に再選を目論む大統領が死んだら、共和党はイチから大統領候補を立てるのか? それとも、現役の副大統領を、死んだ大統領の代わりの候補にするのか? まあ、どうでもいいけど。
今、ウィキペディアでちょっと調べたら、フランクリン・ルーズベルトって、歴代アメリカ大統領の中でただ一人4選した大統領(今は法律で大統領は2選までと決められている)で、しかも、唯一の、重度の身体障害を持った大統領だったと書いてあった。両脚が不自由だったらしいね。
ちなみに、アメリカ大統領の「ルーズベルト」はこれまでのところ二人いる。今言った第32代のフランクリン・ルーズベルトと、第25代と第26代のセオドア・ルーズベルト。映画『LUCKY』でリンチ演じるハワードがリクガメ(百歳)のルーズベルト(ハワード曰く、リクガメには「王の気高さとおばあちゃんの優しさがある」)がいなくなったと言った時、ほかの客が「どっちのルーズベルトだ?」と訊いたのはそういうわけ。答えはどっちでもない。