2020年6月7日日曜日


2020年6月7日 日曜日/曇りのち晴/日向は暑いが日陰は涼しい


昨日の日付の『weather report』の中でLynchが、以前見た夢の話をしていた。昨日6月6日はD-dayすなわち「ノルマンディ上陸作戦」の決行日だが、Lynchの見た夢というのが、この「ノルマンディ上陸作戦」に関係があるのだ。夢の中のLynchは、大戦末期にヒトラーに召集された17歳のドイツ人少年兵。そのことを母親は悲しんだ。ドイツの少年兵であるLynchはノルマディの海岸に配属され、窪地にいたアメリカ兵の機関銃で腹を撃たれる。夢の中のLynchは手に持っていたライフル銃を取り落とし、腹に手を当てる。温かい血が流れ出るのを感じ、その直後、光に包まれる。



茹で卵(三個)でチキンラーメンを食べてみたが、やっぱり生状態を割り入れる方が美味い。味に対する慣れとかじゃなく。チキンラーメンのスープは、卵が溶けた状態で味が完成するんだと思う。単独だと、やっぱりバカっぽくて「五十年前の味」という感じ。



NHKのリモートドラマ『Living』全4話を観た。第4話の『敬遠』が一番好かった(他も面白かったけど)。主人公は、現実には「敬遠」してなかったのかもしれない、とも思った。つまり、現実には、勝負して負けたのを、「敬遠しておけば勝てたのに」とどこかの時点で激しく後悔して、それ以来ずっと「敬遠して勝負に勝った」という「偽の記憶」を頼りに「敬遠」し続ける人生を生きて来たのかもしれない。いや、それはないな。テレビを見ている主人公が、「あの時はすごく調子良かったから、勝負しても勝てたんだ」とか言ってるし。



スペースX社の「打ち上げたロケットが戻って来て、垂直降下で地上の基地に着地する」映像は何度見ても感慨深い。五十年も前からサンダーバード1号がやっていたことだし、他のSF映画とかでも普通に出てくる映像だったので、ロケットが尻から降下して着地するのは技術的にどうってことないものだと思っていた。だが、そうではなかったということを、スペースX社の活動で初めて知った。言われてみれば「再利用」を売りにしていたスペースシャトルも、「再利用」できるのは「飛行機」の部分で、だから、着陸も飛行機式。打ち上げ用ロケットは、毎度毎度、海にボッチャンだった。それが打ち上げ経費高騰の一因だったのは間違いない。ロケットの後ろ向き着地は難しいんだね。