2020年5月5日火曜日

雑然とした空間に大勢の客を集めることで成立する商売は、それが飲食業であれ、イベント業であれ、全て、今度の新型コロナ騒動で「余命宣告」を受けたわけだけど、表立っては誰もそういうふうには言わないのが面白い。

例えば、末期ガンなどで、患者本人も含め、周りの親族も、医者も、みんなが「保ってあと2ヶ月」と知っているのに、誰もそれを口にはしないで、逆に「治療頑張りましょう」とか「元気になったらあれ食べよう」とか「退院したら皆で旅行しよう」みたいなハナシばかりして、「最期の時」を「取り繕ってる」あの感じに似ている。


去年は、割と平気だったから「卒業」かと思ったが、昨日から鼻がぐずついて、目がかゆい。言わずと知れた花粉症。


新型コロナでこんな感じのときに、花粉症の症状を抑えるための抗アレルギー薬を飲んだりすると、免疫が抑制されて、その結果、新型コロナ感染のリスクを高めるんじゃないか、などと思っていたのだが、新型コロナにはサイトカインストーム(免疫暴走)を引き起こす特性があることがわかって、じゃあ、やっぱり免疫抑制剤を飲んでたほうがいいんじゃないか、と考え直したりしている。

多分、正解は、花粉症は花粉症でクスリを飲み、コロナにかかるかからないはそれとは別で、さらにコロナにかかっても、実際にサイトカインストームが引き起こされるまでは免疫抑制剤は飲んでも意味がないのだ。


テレビの「リモート出演」のやり方がだんだん熟(こな)れてきた。モニターの配置や、モニターに映る出演者とスタジオに実際にいる出演者の「大きさ」を合わせたり、と、そういう点で。


実写ドラマの『映像研』は来週の第陸回が最終回らしい。毎回番組最後に出てくる「映画版/近日公開」の表示は、シャレかと思っていたけど、この短さ(アニメ版はみっちり30分で9回やった。実写版は正味24分しかないのに6回で終わっている)だと、実際、「テレビの続きを映画でやる」といういつものアレなのかもしれない。


NHKで再放送が始まった『未来少年コナン』だが、ネット上で早速「文句」が出てる。すなわち画角の問題だ。昨今の横長テレビの事情で、画面上下がトリミングされたカタチで放送されているのが気に入らないらしい。40年前のアニメなので、当然オリジナルは4:3の「正方形」。自分は、見ていて全然気にならなかったが、「うるさ方」は、上下の絵が切られているのが許せないのだ。