人間は、ペストはネズミ(あるいはノミ)のせいにし、マラリアは蚊のせいにするが、新型コロナ(COVID19)はヒトのせいにしたがらない。だが、実際は、「ペストネズミ」がペストを、「マラリア蚊」がマラリアを蔓延させるように、新型コロナを蔓延させるのは「新型コロナヒト」である。
つまり、ペスト対策でネズミを駆除し、マラリア対策で蚊を駆除するように、新型コロナ対策ではヒトを「駆除」しなければならない。無論、ヒトを、ネズミや蚊と同じように「殺して駆除」するわけにはいかないので、あたかも[生活圏からヒトが駆除されたかのような環境]の実現をめざすことになる。それが、ロックダウンだの外出自粛だのの、本当の意味。
「俺は感染しないから大丈夫」だの「私は感染しても死んでも気にしない」などとほざくのは、認知レベルが「ペストネズミ」や「マラリア蚊」とあまり変わらないことを公言していることになるし、立ち位置そのものも「ペストネズミ」や「マラリア蚊」と同じになる。実際、「ペストネズミ」や「マラリア蚊」は、そんな迂闊な「考え」で、人間の周りをうろつき続けるから、疫病を嫌う人間に「皆殺し」にされてしまう。
一方で「新型コロナヒト」(←現状全地球人に相当すると考えるべき)には、知恵と知識がある。外出自粛をするということは、実質的には「自分駆除」をするということ。自分の意思によって、「virtualな駆除」を自分自身に課す、ということ。そうすることで、「ペストネズミ」や「マラリア蚊」の存在しない「衛生的な環境」と同じ意味での、「新型コロナヒト」の存在しない「衛生的な環境」がvirtualに実現される。
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所謂「バブル」が弾けるとたくさんの企業や商店が倒産・廃業するわけだが、実は「コロナ以前」世界が、既に或る種の「観光・娯楽バブル」にあったのだ。それが今回の「騒動」で弾けて、これから多くの企業や商店が倒産・廃業していく。
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昔の世界が独裁国家だらけだったのは、どこもかしこもいつでも戦争になりかねない「緊急事態宣言」状態だったから。
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「ブッラータ」というチーズは、モッツァレラチーズで作った「巾着」に、生クリームと細かく切ったモッツァレラを入れて作るので、「巾着」を破ると液体の生クリームが流れ出る。生クリームが入っているので賞味期間も短い(今日食ったブッラータは5日間ほど)。ブッラータは「バターを入れた」という意味。