2020年8月28日 金曜日/晴。今日も暑かった! 16時の時点で室温摂氏34.9度。
あんまり暑いんで(本当は関係ないけど)、コメを炊くときに、土鍋に水を入れ忘れた。普段は、水蒸気が出始めたらすぐに土鍋の蓋の穴から泡が噴き出してくるのに、今日はいくら待ってもしんとしてて、あっと気づいた。すぐに火を消したが、底の方が焦げていた。コメは半分くらい生煮えだったので、とりあえずは一部を雑炊にして、朝飯で食った。
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安倍晋三が総理大臣辞任を正式に表明した。持病の「潰瘍性大腸炎」が再発したためだという。七年以上続いた長期政権の終わり方は、最初の時と同じ「おなか痛いから」だった。
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√バッハの無伴奏チェロ組曲は、第1番から第6番まで各6曲。すなわち、6×6の36曲。同じ「物語」が、同じ起承転結で、しかし、調が異なるので、全く違うものとして、都合6回繰り返されることで、そこに[1回では掴めない(表せない)本質]が立ち上る。のかもしれない。
√長ければいいというもののでもないし、詳らかであればそれだけ素晴らしいというものでもない。
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アンデス山脈は、南アメリカが西に移動したことで押し上げられた、古代の鳥糞石(ちょうふんせき=グアノ)の島。
(マット・リドレー『繁栄』)
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「核のゴミ」の最終処分場の文献調査を受け入れるだけで、最大20億円の交付金がもらえるなら(今、少し調べたら、東京新聞も「立地の成否に関わりなくもらえる」と書いてある)、どうして全国の自治体はこぞって手を挙げないのだろう? 例えば、二次調査の「概要調査」が終わった時点で(二次調査で更に70億円も貰える)、これ以上の調査を断ることを「初めから」決めておいて(もちろんそんな腹の中は公表しない)、手を挙げてカネだけもらえばいいじゃないか。俺は偏見の塊だから、もしもこんな交付金制度を中国あたりで実施したら、国中の市町村が立候補するような気がする。もちろん、この場合も途中で降りることを初めから決めた上で。
「文献調査」や「概要調査」で、仮に「合格」したとしても、その先の調査は一切受け入れなければ、交付金の「ただ取り」ができる仕組みが「公」のものとして存在しているのは、この国の官僚が、地方の首長たちや国民そのものを「ナメている」証拠だし、こんな仕組みが「何の問題もなく」存在し続けているのは、やっぱりナメラれて当然な人々が暮らしているからだろう。