2020年8月27日 木曜日/晴。今日も暑い! 15時半の時点で室温摂氏34.6度
√「臨死界」は、各エリアが同心円で展開されている。中心になるのは、ダカラナニ氏が陣取る「どこまでも高い塔」。その周辺に、青いワンピースの女の領域である森と湖の平地ある。その外側は、荊の薮(いばらのやぶ)が、取り囲んでいる。その外側には何もない荒地。そして一番外側は、機械類が収まった鋼鉄製の「城壁」。この城壁も、無論、円形。例えて言えば、巨大な鉄パイプがあり、その鉄パイプの鉄そのものの中も空洞になっていて、そこに「臨死界」の環境を維持する様々「装置」が収められているイメージ。
√昔に住んでいたアパートの自室で目覚める。引っ越してかなり経つ。「今は」住んでいる部屋ではないが、間違いなくかつて住んでいた部屋である。ただし、謎の樹木が床を破って天井を貫いている。衣服は身につけているが、靴下は履いてない。靴もない。靴を探さなければ、と思う。インターホンが鳴り、階下に来るように言われる。そこはナースステーションでは、宿直のナースから、消火器の箱を開けて調べてくれと言われる。開けると、そこは真っ暗な穴。何者かによって背後から押されその穴に落ちる。落ちた先は「臨死界」の「城壁」の内部。何人かの「スタッフ」と顔を合わせあと、「外」に出る。その「外」は、実は「臨死界」の「内部」。「荒地」を進み、「荊の藪」に行く手を遮られるが、「白い手」と「オランウータン」のおかげで、「真鍮の潜水服」を身につけ「荊の藪」を突破する。荊の藪は「真鍮の潜水服」なしでは通過できない。真鍮の潜水服は、自力で着たり脱いだりはできないので、それ以降は、ずっと着たまま。森と湖の領域で「青いワンピースの女」に「石」をもらう。「波紋の立たない湖」の「底」は「深海プール」につながっている。このルートが、ダカラナニ氏の「どこまでも高い塔」へ入り込む唯一のルート。「深海プール」は「どこまでも高い塔」の中心を貫いている。「深海プール」を水底に向かって潜って行くと、「塔」の「上の階」の水面に出る。すなわち、プールを下に進むほど、塔を上に登るという「仕組み」。各階には、ダカラナニ氏の様々な[形態=年齢]の人物がいる。最上階には、「瀕死の老人」のダカラナニ氏が居る。ダカラナニ氏とは「虚無」である。手の「石」が爆発し、全てが吹き飛んだ直後、てつねこが現れる。