2020年8月31日月曜日

水中に沈めた樽の中の火薬は酸素不足で爆発しないんじゃないかと心配していたら

 

2020年8月31日 月曜日/曇り。涼しい


『未来少年コナン』第18回「ガンボート」:メモ


コナンは、オーロの足元に投げつけたモリを「今のはわざと外したんだ!」と言っている。つまり、前話で、ラナのすぐ横に落ちたコナンのモリは「狙って」あの場所にピンポイントで刺したことがわかった。


水中に沈めた樽の中の火薬は酸素不足で爆発しないんじゃないかと心配していたら、ガンボートの乗組員がご丁寧に、樽を船上にあげて、蓋まで開けてくれたおかげで、消えかかっていた導火線の火が生き返って、きっちり大爆発した。ちゃんとしてる。しかし、ガンボートが沈没する様は痛快だったなあ。



生物を考えるときに、たとえば繁殖なんかで、メスが優位とか、いやオスの方が条件がいいとか、いろいろ言うけど、全てのメスはオスの子供だし、全てのオスはメスの子供。この意味をちゃんと理解した方がいい。ウカウカしていると、なんとなく、オスはオスから生まれてきて、メスはメスから生まれてくるみたいに思っちゃって、「メスが!」「オスが!」と騒ぎがち。



√死神というのは、相撲取りと同じで、うっかり人を殺してしまったりしたら、それはもう存在意義の根本を揺るがしかねないために、決して自分では自動車の運転をしない。近場は無論徒歩で済ますが、長距離の移動には公共交通機関を利用する。即ちバスや電車である。しかし、何と言っても便利なのは、タクシーだ(タクシーが果たして公共交通機関に含まれるかどうかはよくはわからないが)。死神Bもタクシーを愛用している。しかも、乗るのはいつも同じ、或る特定のタクシーである。電話一本で直ちにやってくるそのタクシーの最大の特徴は、運転手が百歳の爺様だということ。百歳のタクシードライバーが運転するタクシー。実に、死神が乗るにふさわしいタクシーと言えよう。




√若くして死んだ医師の幽霊が、毎晩夜中にベッドサイドに現れて、「研究協力」の依頼をしてくるのには閉口する。クリップボードのようなものに何やら書類を挟んで、ここにサインをしてくれと指差すのだ。「研究」の内容について訊くと、漠然と「治療法だ」と答える。何の治療法か訊くと、苦しい顔で考え込む。どんな病気の治療の研究かは思い出せないらしいが、とにかく彼にとっては重要な病気、どうしても治療しなければならない病気なのは間違いないらしく、その熱心さは、とても、もう死んでいるとは思えない。