2020年12月27日 日曜日/晴れ
小林聡美主演『パンとスープとネコ日和』をprime videoで面白く観た。描きすぎないところが好い。たとえば、主人公(小林聡美)が、若い住職(加瀬亮)に、自分たちは腹違いの姉弟だとか、打ち明けたりしないまま、お互いに行き来しているところとか。
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岡田斗司夫ゼミ・ライブの『ナウシカ』解説視聴:
映画版のエンディング解説。ナウシカはアスベルの子供を宿しているので、ユパとアスベルの冒険の旅たちを見送っている説。なるほどと思った。あと、この妊娠は「公式」のもので、これによって、国土を失ったペジテが、「風の谷」と統合され、ペジテの住人もすんなり「風の谷」に「移住」することができた説。あと、ナウシカが指揮をとって新しく作っている風車は、地下深くにある清浄な水を組みだすための装置で、この風車の建設には、ペジテの工業技術が貢献している説(何と言ってもペジテは地下深くに眠る巨神兵を掘り出すほどの「穴掘り技術」を持っている)。
来週のライブは1月3日で正月休み。
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蜜柑は腐り始めると、皮の表面にナントカいう物質が出てくる。これは肉眼では見えないが、ブラックライトを当てると光って見える。この技術のよって、効率的に腐った蜜柑を仕分けることができる。
(「カネオくん」)
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『Room to Dream』読書メモ:
旅先でのLynchには色々と助けが要る。ホテル滞在中に、ルームサービスに電話することも、コーヒーを注文することも、あるいは、ホテルの従業員と顔をあわせることも嫌がるので、全て代わりにやってあげなれけばならない。Lynchはハッピーな人間だが、同時に、たくさんの不安(anxiety)も抱えている。
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JRAのCMに出ている男女6人(柳楽優弥、土屋太鳳、高畑充希、松坂桃李、中川大志、葵わかな)が、CMの設定のままの役で、今流れている有馬記念のCMの舞台である喫茶店に集まって、それぞれが体験した「怖い話」をするという「設定」の4話オムニバスドラマを観た。どのドラマも展開が読めてしまうアリガチな代物なのはご愛嬌。最後の柳楽優弥の「不思議なお守り」が、『岸辺露伴は動かない』的な話で一番気に入った。そういえば、次の月曜から三夜連続で実写ドラマ『岸辺露伴は動かない』(主演・高橋一生)がNHKで放送される。楽しみだ。
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四つ葉の濃厚ヨーグルトと黒豆の甘煮を混ぜて食べると極旨い。