2020年12月21日 月曜日/曇り
『ルパン三世』「7番目の橋が落ちるとき」をprime videoで観た。このエピソードが一番好きかもしれない。見ず知らずの美少女のために、悪党の「いいなり」になって現金輸送車を襲うルパンと次元。五右衛門、不二子が出て来ないのもいい。さらに、最後はルパンが自ら、愛用のワルサーP38で悪党を撃ち殺すのもいい。見ればわかるが、のちの『カリオストロの城』のプロトタイプ的な話(美少女と銭形が、逃走するルパンを「見送る」場面など)。因みに「7番目」の橋は、ルパンが悪党を狙撃した橋桁のこと。悪党が当初爆破を予定していた7番目の橋(複数)の爆破は、死傷者がたくさん出ることを嫌ったルパンがやめさせた(「たかが現金輸送車一台、ピストル一丁で片がつく。粋にやろうぜ」)
*
『ガンダム』視聴メモ
第30話「小さな防衛戦」
この回の作画は、ちゃんとしている。というか、登場キャラクターが全員、ちゃんと安彦さんの顔になっている。というか、演出(コミカルな表情や動き=アムロにビンタを避けられる上官とか)が、いかにも阿っていて、安彦さん的なのが印象に残る。
__
アッガイ初登場。シャアのズゴックとアッガイたちがジャブローに潜り込む場面。モビルスーツに比べて、背景のジャングルの木の背がやたら高い。というか、モビルスーツが普通の人間くらい位の大きさにしか見えない。
__
「ガンダム工場」の仕掛けられた爆弾を外したキッカたちと、アムロたちが出会う理由がテレビ版と劇場版では違う。テレビ版では、アムロたちは「ガンダム工場」の見学に向かっていたので、必然的にキッカたちと出会うことになる。劇場版では、アムロたちは最初からキッカたちを探している。
__
セイラとシャア二度目の再会。ここにも、テレビ版と劇場版で少し違いがある。テレビ版では、先にシャアが気づいて「アルテイシア」と呼びかけ、振り返ったセイラの顔をみて「やはり」とつぶやきニヤリとする。劇場版では、シャアはセイラが気づくまで黙っていて、目が合ってから「やあ」と挨拶する。劇場版のシャアの振る舞いの方が、生きている人間として深みがある。
__
シャア「アッガイと雖も一瞬のうちに4機も仕留めたのか。腕を上げた…」
__
ブライト「第13独立部隊というのは、囮専門ということなのですか?」
*
録画してあった「M1 2020」を観た。今回は「見取り図」だったろう。