2021年3月21日日曜日

『ドニー・ダーコ』を視聴。2周目。

2021年3月21日 日曜日/雨


『ドニー・ダーコ』を視聴。2周目。ノートを取りながら観た。この映画は、「ドニーが最後にタイムトラベルをして過去に戻る」話ではなく、なぜかはわからないが、ドニーがタイムトラベルの「入り口」に入って[過去すなわち1988年10月2日]に戻ることで、あの街の人々の全ての「現在」も1988年10月2日に「巻き戻されて」それぞれの人生を「やり直す」ことができるというお話。だから、ドニーがタイムトラベルをしたおかげで、ドニーだけがパラレルワールドに行ったのではなく、あの街の人々もほとんどが、ドニーと同じように「パラレルワールド」に移動するところが、この映画の独自性であり、分かりにくさ。街の住人たちは、「前」=「1周目」に体験したことは「夢」として記憶しているので、ドニーがジェットエンジン落下事故で死んでしまう「2周目」では、皆がそれぞれの不幸な運命を回避できる可能を持つ。だから、「2周目」は「1周目」よりも「良い」ものになるだろう、という「自己犠牲と救世」のお話になっている。ジェットエンジンが落ちてくることを知りながら、ドニーが笑って10月2日の朝にベッドに入るのはそのため。肝心なのは、「ひどいことがたくさん起きた世界を、自分の命と引き換えに、最初からやり直してもっといい世界にする」というところ。だから、タイムトラベラーモノではなく、どちらかと言うと『JOJO』の吉良吉影の「バイツァーダスト」能力の善良版のような話。




去年の新型コロナパンデミック発生以来初めて、ということは、ほとんど12ヶ月ぶりに、近所のラーメン屋に出かけたが(降雨の中、強行)、予想以上に店内が混んでいたので、入店しないで帰ってきた。


で、家に帰ってから、[袋麺のインスタントラーメンの麺を、水や野菜と一緒に入れて、電子レンジでチンするだけで、簡単にラーメンが作れるというどんぶり型商品の紹介]を、前の晩にネットで見たのを思い出した。そこで、家にある普通のどんぶり(というか実際はすり鉢だけど)に、指定量の水と、いくつかに砕いた袋麺の麺(そのままではどんぶりに収まらなかった)を入れて上からラップをし、前の晩に見た紹介記事と同じ6分間、電子レンジで回したみた。つまり、「そんな特別などんぶり型商品なんかなくても、普通のどんぶりで同じことができるんじゃないか?」と思ったからだ。結果、できた。ラーメン屋のラーメンは食いそこなったが、電子レンジでチンした袋麺チャルメラ(しょうゆ味)を美味しくいただいた。



照ノ富士、高安に完敗。完全に「攻略法」を掴まれている感じ。



岡田斗司夫ゼミ『無職転生』解説を面白く視聴した。というか、その前に話した、何日か前に死んだらしい大塚康生の思い出話の方がよかった。大塚康生死んだのか。