人間社会を人体に喩えると、芸能人は「歯並び」。脳や心臓や筋肉ではない。
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デンタルフロス(糸ようじ)は、鏡を見ながらやると、かえって難しいことに気づいた。以前、鏡を見ながら挑戦して、糸のどっちの端をどっちに向ければいいのかわからなくなって断念したが、今回、あえて鏡を見ずにやってみたら、できた。
しかし 本当にこんなことまでして、歯の隙間を掃除しなければならんのかね。歯並びが悪くて少し重なっている下の犬歯のあたりを、歯医者はやれというので、まあ、やっているが、そもそも、誰が始めたんだろう? アメリカ人あたりが始めて、それが戦後の日本に広がって、でも、実は、世界中でそんなことをやっているのはアメリカ人と日本人だけだとか、そういうことではないのか、などと思いながら、マヌケズラで、歯の隙間に挟んだ糸をピンピンやる。
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PayPayで、店をハシゴしながら続けさまに決済しようとすると、「二重払いになるかもしれない」とかいうエラーメッセージが出て鬱陶しい。具体的にいうと、今日、ドラッグストアでPayPay払いした後、300メートルほど離れた弁当屋でまたPayPay払いをしようとしたら、その「二重払いになるかも」警告メッセージが出た。支払い履歴を確認するよう出ていて、その文章がリンクボタンになっていたので、押したら、履歴画面に飛んで、ちゃんと前の店の支払いは済んでいた。で、確認したから、先に進めるのかと思って、「支払い」ボタンを押すと、またさっきと同じ警告メッセージ。なんだ、さっきの「確認」はちゃんとできてなってなかったのかと思って、再度、履歴を確認し、で、「支払い」ボタンを押すと、またしても「警告」! 弁当屋のレジの前でその無限ループを5回ほど繰り返したが、最後に諦めて現金で払った。
支払いを済ませて、くだんの「警告」をよく見たら、「履歴を確認にしたのでこのまま支払いを続ける」という文言の目立たないリンクがあった。つまり、これを押したら、先に進めて支払いができていたということだ。
わかりにく!
まあ、GPS的に同じような場所で、続けさまに支払いをすれば、それは、同じ請求に対して2度支払いをしている可能性があるので、PayPayアプリとして「気を利かせて」くれてるんだろうけど、まあ、二重払いではないことを確認したユーザーが「支払い」に進むための「道」が分かりにくい。大勢が「失敗」しているはず。