2020年10月31日土曜日

寿命が尽きたDyson DC12plusを近所の資源回収拠点に持って行った

 

2020年10月31日 土曜日/晴


(昨日の続き)


つまり、司ちゃんこそが「若者の未来の可能性を食い物にする既得権益を守るヤツ」なのだが、そのことを当人は全く認識できていない。これは、歴史上のあらゆる独裁者と同じで、「生き物としての幸せ」で人間の社会を考えるから、独裁者ごとにいろいろと「個人差」が出るし、その個人差が、独裁者に支配されているそれぞれの人間の「個人差」との齟齬になる。


一方、科学が目指す究極は、「生き物としての幸せ」ではなく、「知性としての幸せ」である。科学も「途中」の段階では、さも「生き物としての幸せ」を目指しているように見えるのだが、実際は、媒体としての「生き物」の様々な不具合が、知性の幸せを損なわないように工夫しているだけのこと。例えば、痛みや病気や老化や障害を取り除くのは、生き物としての幸せを追求しているように見えて、その本質は、媒体としての生き物の不具合が知性を煩わせることを避けようとする行為。


媒体としての生き物の不具合が知性を煩わせるものとして最も分かりやすい(ピンとくる)のが日々の排泄。もしも一切排泄しなくても何の問題も生じない工夫が実現したなら、知性としての人間は間違いなく誰も排泄などしなくなるし、トイレというものも存在しなくなる。知性は、そもそもソンナモノを必要としていないのだ。


さて、「生き物としての幸せ」は「生まれ、繁殖し、死ぬ」であり、生き物はこれで満足。何の問題もない。しかし「知性としての幸せ」から見ると、他はともかく、何と言っても、最後の「死ぬ」は絶対に受け入れられない。生き物としての「死ぬ」は、生き物自体の定義に含まれているものだから、いいもわるいもないアタリマエのことだが(どうせまた別の個体が生まれるのだし、生き物はそれでいいのだ)、知性にとって「死ぬ」は、ただの完全消滅でしかない。何より、知性は、そもそも死ぬ必要性も必然性もない。繰り返すが「死ぬの生きるの」は生き物の属性であり、知性の属性ではないからだ(この「属性」は「宿命」とか「呪い」とかに言い換えてもいい)。つまり、生き物の「死ぬ」と、知性の「死ぬ」は意味が違うということ。まあ、またハナシが逸れたネ。



寿命が尽きたDyson DC12plusを近所の資源回収拠点に持って行った。ありがとう、さようなら。その時たまたま見つけた食パン屋で食パンを買って帰った(2斤で800円)。

2020年10月30日金曜日

『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』を観た

 

2020年10月30日 金曜日/晴ときどき雨


『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』を観た。レイ・クロック(主人公/マイケル・キートン)ってヤなやつというのが一番の印象。マクドナルドは、不動産の会社だと言うことを理解した。すなわち、世界中に所有している土地の上にハンバーガー屋を作って稼がせ、その稼ぎから「借地料」を払わせて、それで儲けている会社。タイトルの「ファウンダー:founder」は創業者と言う意味。ハンバーガー屋のシステムは、マックとディックのマクドナルド兄弟が作ったが、世界のマクドナルドという「不動産借地業」は確かにレイ・クロックが「ファウンダー」だ。あと、ローラ・ダーンをリンチの映画以外で見るのは、ほとんど初めて。



『Dr. STONE』視聴メモ:

第19話「そして現代へ」

村の外で戦闘中に、村に火をつけられる。囮になったスイカが、硫化水素の池の方に逃げたことで、硫化水素の毒ガス(硫酸=硫さん)が敵のヒャッホー連中を倒す。毒ガスマスクが実在することを目の当たりにした氷月は、石神村を「強大な科学王国」と評価する。司軍団が大軍で攻めて来ると推理した千空は、通信装置「スマホ」を作ると言い出す。というか、「ただのホーン(電話)」を作る、と言い出す。


√ところで、今回、司ちゃんが氷月に語る「理想郷」は、単なる「動物王国」。地球環境がこのままずっと現生動物の都合にあったものであるという思い込みの上に成立する幼稚な幻。まるで「世界中の政治家が手を繋げば、世界平和は実現できます」という美人コンテストのスピーチレベルの戯言。更に言えば、「チカラで邪魔者(科学の発展)を排除する」という発想自体が、司ちゃんが忌み嫌う「旧世界のものの考え方」で、邪魔者を排除するために槍や武器や炎を使うことがすでに「科学」を行使していることにも気づけないダブルスタンダードでもある。


しかし、司ちゃんの理想郷で最も問題なのは医療。このマンガでは因縁の肺炎になっても助からないし、盲腸炎ごときでもきっと死ぬ。赤ん坊の死亡率は高どまりし、近視も老眼も矯正できない。入れ歯も作れないので、歳をとると全員栄養状態が著しく悪くなる。美容系の技術もないので、男も女もあっという間に見た目が「老人」になる。だが、彼の理想郷の実現のためにそれらを全て受け入れてもらうしかない、と司ちゃんは言っているわけだ。つまり、


(明日の続く)

2020年10月29日木曜日

何を言うか! ザビ家の独裁を目論む男が何を言うのか!

 

2020年10月29日 木曜日/晴れ


岡田斗司夫ゼミ「未来少年コナン 第25話インダストリアの最期」を視聴した。「宮崎駿は、このラナの横顔を描くために『コナン』を作った。だから、これまでの話は全部、この横顔のための〔前〕フリ」と。また、博士たちがインダストリアに残るのは「この頃の宮崎駿の美学」。



『ガンダム』視聴メモ:

第12話「ジオンの脅威」

この回からオープニングのナレーションが、ジオン公国や開戦の様子、物語のこれまでの経緯などの説明になる。あと、このエピソードは、ガンダムの名言集のような回。

__

ランバ・ラル登場。

__

ハロ「アムロ、脳波レベル落ちてる」

アムロ「新米の兵隊のよくかかる病気」になる。

__

嵐の中に突っ込むホワイトベース。

ブライト「ビーム砲の威力は半減するがやむを得まい」

宇宙育ちのフラウ・ボウや子供達、ジオンの兵士たちが、共に、カミナリを敵に新兵器かもしれないと言って怯える。

ランバ・ラル「うろたえるな! これが地球の雷というものだ! もっともこんなに間近で見ると恐ろしいものだがな…」

__

グフを見たブライトが「ジオンの新型モビルスーツ!」と叫ぶ。しかし、ランバ・ラルたちも、次々現れる連邦のモビルスーツに、ややうろたえ気味なのがいい。ガンダム、ガンキャノンに続いて現れたガンタンクを見たラルが「あれもモビルスーツなのか!?」

__

ランバ・ラルの「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」は、のちのいろいろな録音のような必死感/雄叫び感がない。まるで、諭すように言っている。

__

アムロ「逃げられた。というより、見逃してくれたのか」

__

【ガルマの国葬。超有名なギレンの国葬演説】

ブライト「ジオンめ。当てつけに実況放送を世界中に流している」

シャア「坊やだからさ」

ギレンの演説に圧倒されるアムロ「これが敵…」

逆に激昂するブライト「何を言うか! ザビ家の独裁を目論む男が何を言うのか!」

アムロ「独裁…?」



『ターンAガンダム』第19話「ソシエの戦争」視聴メモ


ギャロップが発掘され、グエン・ラインフォードが、ロランをギャロップの艦長に任命する。のちに、キエル(ディアナ)よって(たまたま?)「ギャロップ」と命名される。キエル「ギャロップのように機動力が増すでしょう」/ムーンレースの、大仏顔の技師ホレス氏。/前回の、ディアナ(キエル)の「建国宣言(建国拒否宣言)」に賛同を示すキエル(ディアナ)とロラン。



2020年10月28日水曜日

感覚の優先順位は、1)運動覚 2)触覚 3)振動覚 4)痛覚 5)温度覚 6)かゆみの感覚

 

2020年10月28日 水曜日/晴れ


『Dr. STONE』視聴メモ:

第17話「百の夜と千の空」

百夜、インターネットのSNSの投稿時刻から、石化光線の発信源が南米であることを突き止める。国際宇宙ステーションの6人は、そこから最も離れた小島に「帰還」する。百夜は千空とは「血は繋がってないが」とリリアンに話す。/百夜は「千空が目覚めた時に仲間が必要になる」と言って石神村を「作った」/「百夜と千空に血の繋がりはない」から、つまり、石神村の連中と千空にも血の繋がりはない。だから、たとえば、千空は石神村の誰とでも結婚できる。というか、もう何十世代も経ってるんだから、たとえ血が繋がっていても「もはや他人」とは思うけど、少年漫画的に「大事をとった」のだろう。/帰還した6人のうち二人はやはり「肺炎」で死ぬ。本土へ(手漕ぎボートで)抗生物質を取りに行った二人も帰ってこない。/「百物語」を作ったのは百夜。第一の物語は日本を目指すこと。また、鉱石の物語を作り、医師に興味を持つ人間が現れることを期待した。/すなわち、石神村自体が「百夜の化身」(遺志)=「科学土産」。



「かゆみ」がテーマの、Eテレの『ヘウレーカ』を観た。曰く、感覚の優先順位は、1)運動覚 2)触覚 3)振動覚 4)痛覚 5)温度覚 6)かゆみの感覚の並び。つまり、かゆみを感じるときは、それよりも上位の感覚を与えてやれば、脳はかゆみを感じない。もうひとつ。痛覚よりも触覚の方が上位にあるので、痛い部分をさすってもらうと痛みが和らぐのは、気のせいでもマジナイでもなく、脳神経学的な事実。



毎週水曜日の『コロンボ』視聴用に使っているプレステ2が、いよいよ最期を迎えつつある。立てて使っていると調子が出ないのかと思って、この前から横置きにして使っていたのだが、それでも今日、DVD再生中にカタカタと鳴りはじめ、そうこうするうちに画面が止まるということが二度ほど起きた。ディスクを取り出して拭いてみたが結果は同じで、最期の謎解きが始めるあたりで、(やはり調子は悪いがまだマシな)パナソニックのブルーレイDIGAにバトンタッチ(バトンタッチって!)し、続きを観た。



たまたま観た民放のネタ番組で徳井がMCをやっていた。人を殺したのでもクスリやったのでもない徳井は叩かれ過ぎたと思う。復帰したのなら、岡村さん卒業後のアローン会をNHKで観れるかもしれない。

2020年10月27日火曜日

『未来少年コナン』第25話「インダストリアの最期」視聴メモ:

 

2020年10月27日 火曜日/曇り


『未来少年コナン』第25話「インダストリアの最期」視聴メモ:


この回で、レプカがギガントオタクなのが分かる。何年も何年もギガントについて調べて、機能も性能も操作方法も何もかも知り尽くしている。エンジンや垂直尾翼の切り離し方や、脱出カプセルの存在など。他の乗組員は、基本的なことしか知らない。さらに、ダイスに尾翼の砲塔から攻撃されて思わず「俺のギガントに」と口走ってしまう。ギガントオタクである。


博士たちがインダストリアに残ったことは、ラナとラオとモンスリー以外誰も知らないのだから、船の連中がインダストリアに「さようなら」と手を振っているのは、故郷への別れ?


あと、コナンが最後の最後にレプカを助けようとした(脱出用カプセルに引き上げようとした)のは、自分一人では脱出カプセルを操縦できないことにコナンが気づいたからなのかもしれない。


ところで、コナンは、ロケットで地球からの脱出を試みた連中(一体どういう立場の何者だったのか?科学者という感じでもなさそうだし)の子孫なので、そんな出自のコナンが、地球に「置き去り」にされたラナ(の父親)やモンスリー(そしてレプカですら)のために奮闘するのは、或る種の贖罪になっているのではないか?(無意識の、あるいは作者だけが自覚している)



『Twin Peaks : The Return』の(16) NO KNOCK, NO DOORBELLは、様々な「目覚め=解放」が起きる回。クーパー(ダギー)、ダイアン、オードリー。そしてある意味でハッチとシャンタルの殺し屋夫婦も。



Amazonで耳栓を買ったら、広辞苑が入るような箱で届いた。



√「殺す存在」は、「臭い存在」や「喧しい存在」と同じ理由で、大多数から排除の対象とみなされる。だから「殺してはいけない」と言われる。ただそれだけのこと。「殺す存在」は「排除」される。無論、その排除の方法には「殺す」も含まれる。生き物である人間に対する究極の排除方法が即ち「殺す」だからだ。


ともかく、「殺す」それ自体は排除も否定もされていない。だから、コドモはその両者の区別がつかず、時にシタリ顔で「どうして殺してはいけないの?」と、マヌケな問いを発してしまう。(そもそも生き物とは殺しあうことが前提の存在である)。排除の対象となるような殺しはやるな、ということ。「世間知は必要」という話なのだ。

PART16: NO KNOCK, NO DOORBELL

▼助手席にリチャードを乗せたトラックを、悪いクーパーが運転して、手に入れた三つの座標のうちの同じだった二つの座標場所に来る。*同じだった二つはレイが渡したメモの座標と、ジェフリーズが教えた座標だろう。残りは、ダイアンが送信した座標だけ。

▼悪いクーパー「俺の方が25も年上なんだからお前が行け」。座標の場所に行ったリチャードは激しい電気にやられて消滅する。悪いクーパー「さらば、我が息子よ/Good-by, my son」。その様子を「悪い双眼鏡」でジェリーがずっと見ている。リチャードが消えあとで、クーパーはダイアン宛に「:-) All.」とメールする。ただし、このときは「送信失敗」と出る。@リチャード役の俳優は、松田龍平にちょっと似ている(目の大きさ以外)。


▼感電して昏睡状態のダギーをMitchum兄弟が見舞いに来る。キャンディ「フィンガーサンドイッチよ」


▼ハッチとシャンタル、ポーランド人ZAWASKI accounting.incの会計士が、ダギーの家の前の通りで繰り広げる、馬鹿げだ殺し合いのエピソード。ラスベガスのFBI、ミッチャムMitchum兄弟もその場にいる。つまり「普通の人たち」ではない連中が一堂に会し、いちばん「普通の人」っぽいポーランド人の会計士が、有能な殺し屋二人を殺し、FBIに捕まる。Mitchum兄弟は「この辺りは物騒だなあ」(ブラッドリー)、「みんなストレスに晒されてるからなあ」(ロドリー)と言って、こっそり退散する。


▼昏睡状態だったダギーが目を覚まし、「完全に目覚めた one hundred percent」クーパーになる。目覚めたクーパーは、片手の男から「指輪」を受け取る。「Do you have the seed?」*seedは金の玉のこと。髪の毛を抜いて、片手の男に、化身をもう一人作るように頼む。「I need you to make another one.」また、ダギー・ジョーンズを作ってくれということ。→クーパーが、ミッチャム兄弟に飛行機の準備をするように頼んでいる時のロドニーの電話は、ダイヤル式の黒電話。/ブッシュネルがFBIはどうするんだ?と訊くと、クーパーが答える「I am the FBI.」


▼良いクーパーが目覚めた後、ダイアンのスマホに悪いクーパーの「:-) ALL.」が届く。ダイアンは驚愕して、「I remember.Oh, Coop...I remember...I hope this works.」と呟きながら、座標(48551420117163956)を送信する。それから何かを決意した顔になって、ゴードンたちのいる部屋に向かう*この時の曲が「American Woman」。ゴードンはダイアンが部屋の間に来たことが、なんの知らせもないのに分かる。

ダイアンが最後にクーパーに会った夜の話をする。

「クーパーからの連絡がなくなって3、4年経った頃

「私はまだFBIで働いていた

「One night...no knock...no doorbell...he just walked in.

「キスをされたら、すぐに何かおかしいとわかって、怖くなった

「And he smiled. And his face... And that's when it started. He raped me. He raped me. Afterward,  He took me somewhere like a...an old gas station.

ここまで話して、ダイアンが喋るのを止めた時に、スマホの「:-) ALL.」のイメージがダイアンの中に蘇り、さらに呼吸が激しくなったダイアンが、少し我を取り戻した感じで、しかも自分でも少し驚いた感じで「I'm in the sheriff's station」と二度言う。「I sent him those coordinates. I'm in the sheriff 's station. because... because... I'm not me.  I'm not me.  I'm not me.」といいながら、どんどん混乱していく感じで、銃の入ったハンドバッグの中を覗き込む。それをみた、アルバートとタミーも自分の銃に手を伸ばす。ダイアンがアルバートたちに銃を向けたところで、アルバートがまず二発、続いてタミーが二発、ダイアンに弾を撃ち込む。撃たれたダイアンは椅子の上で弾かれたようになるが、そのまま一瞬で何処かに消えてしまう。

Tammy「They're real. That was a real tulpa」

Gordon「Sheriff's station?」

ブラックロッジに現れたダイアン(白髪)が片腕の男に「お前は誰かにつくられた/Someone manufactured you.」と言われ「知ってるわ。クソが/I know. Fuck you.」と答え、the seed(金の玉)に戻る。


@Mr. CがDianeに送った「:-) ALL」は、Dianeの〔封印された記憶〕を解き放つ呪文のようなものだろう。すなわち、白髪のDianeの内面は、25年前の〔白髪のLeland Palmer〕と同じ状態なのだ。そう考えると、Mr. Cの「手先」のように見えたり見えなかったりする理由もわかる。所謂「まとも」なときには、自分を取り戻しているが、BOBに「乗っ取られた」状態では何をしていたかも覚えていないと言っていたLelandと同じ。だから、「:-) ALL」で「自分の身に起きたこと」を「思い出した」Dianeは、突然、「私は保安官事務所にいる」と言い出す。そう、その時、Twin Peaksの保安官事務所に居たのは、視力と言葉を奪われた〔Dianeの「本体」〕であるNaido(裕木奈江)。


▼ロドニー「ダギーはなんだか自信に満ちてるな。昏睡と何か関係があるのか?」

ブラッドリ(指を鳴らして)「わかった、Side effect(副作用だ)」

ジェニー・E「あなたが誰で会ったとしても、感謝してるわ」


▼ミッチェム兄弟のキャデラックの中で

ツインピークスの保安官事務所に行くと知らされて、ミッチェム兄弟が「俺たちはああお言う種類のところでは歓迎されないだ」と躊躇する。それに対してクーパーがいう「気持は100パーセントわかる。しかし、これからはそれも変わるだろう。Friends, that's about to change. I am witness to the fact that hou both have hears of gold.」その発言に対してCandieが嬉しそうに笑いながら「They do. They really do.」と言う。


▼ロードハウスの曲はEdward Louis Severson「out of sand」

その途中で、オードリーとチャーリーがロードハウスにとうとうやって来る。次の曲としてなぜか「Audery's Dance」が司会者から紹介される。客が場所を空け、最初躊躇していたオードリーも曲が流れ始めると、夢遊状態になってオードリーダンスを踊り出す。しかし、終わり頃に、客同士の喧嘩が突然始まって、オードリーがカウンター席にいたチャーリーに「ここから出して!」と囁く。次の瞬間、オードリーは、自分が真っ白な空間で鏡を覗き込んでいることに気づき「what--wha--what」と呻く。でこの回は終わり。この回のエンドロール曲は、逆回転の「Audery's Dance」


▼(2020年10月27日 火曜日)

様々な「目覚め=解放」が起きる回。クーパー(ダギー)、ダイアン、オードリー。そしてある意味でハッチとシャンタルの殺し屋夫婦も。

2020年10月26日月曜日

『ガンダム』視聴メモ 第11話「イセリナ、恋のあと」

 

2020年10月26日 月曜日/晴


『ガンダム』視聴メモ

第11話「イセリナ、恋のあと」

この回から、オープニングのアニメ(永井一郎のナレーションも)が短いバージョンに変わる。

__

ギレンとキシリア初登場。キシリアが、ちょっとまだ「女の人」感がある。

__

イセリナ「ダロタ中尉、私をガウに乗せてください」

__

アムロ、ビームサーベルの「安全弁」を解除して、ビームジャベリンを使えるようにする。

__

ガルマの敵討ちに向かったダロタ中尉とイセリナの部隊は、ガウ3機で、戦闘機(ドップ)もない。ガンダム(アムロ)とガンキャノン(リュウ)によってすぐに1機が撃墜される。その直後に、シャアがルッグン(!)に乗って(援護に?)現れ、自分がホワイトベースを攻撃するから、その隙にガンダムのコックピットがある腹を狙え、とアドバイスする。シャア「(ガルマを戦死させた責任、ドズル中将への忠臣。どう取られても損はないからな)」@いや、パトロール機で何ができるというのか、シャアよ! と思ったら、ルッグンからシャアが落とした爆弾が、ホワイトベースの左エンジンに命中し、ホワイトベースはパワーを失って不時着する。さすが、シャア。パトロール機で、軍艦を落とす。シャア一人かと思ったら、なんと、隣にドレンが乗っていた!/不時着したホワイトベースから、避難民たちが勝手に降り始める。避難民たちは、ジオンが狙っているのはホワイトベースとガンダムなのだから、一刻も早く、ホワイトベースから降りたいのだという(@モットモである)。それに対してブライトが「こんな砂漠に降りてどうするんです!?」と思いとどまらせようとする。

__

シャアの左遷は、デギンの指示。キリシアは、ギレンの主張する「ガルマ国葬」に賛意を示し、「大切なのは儀式なのですよ」という。

__

アムロに拳銃を向けたイセリナ「ガルマ様のカタキ」

アムロ「カタキだと?」

イセリナ、意識を失い(事切れて?)ガウから転落

アムロ「僕が…カタキ…?」

__

イセリナが死んだあと。

シャア「人には頼れんな。ドレン、私のモビルスーツは電気系統がめちゃめちゃに焼き切れて使えなかったことにしておけ」@シャア、人でなし。

__

イセリナを埋めるアムロたち。

誰にいうともなくアムロが言う。「なんという名前の人なんだろう。僕をカタキと言ったんだ」@この体験が、次回のアムロの「新米の兵隊がよくかかる病気」の引き金となるのだろう

2020年10月25日日曜日

ネットのアンケートの職業選択の項目に「江頭2:50」

 

2020年10月25日 日曜日/曇り


この前(10月21日)、夢を見た。ネットのアンケートの職業選択の項目に「江頭2:50」というのがある。これは、タレントの江頭2:50に、月に二回、ハガキを出すという仕事。一通は時候の挨拶で、もう1つはいわゆるファンレターである。この仕事は、珍しくはあるが、世間に認知された職業。つまり、特殊清掃人や鵜飼いようなものとして。こんな夢を見たのは、寝る前(昼寝)に、『サンセット大通り』を観たからだろう(2周目)。すなわちマックスのせいである(観たことがあればわかると思う)。



ダイソンの新しい掃除機が届いた。V4 digital fluffy。



√アニメや映画や小説などの、所謂「物語」で、自分(の思想や理念や美意識)を表現するのは、ちょうど昔の歌人たちが、山や鳥や風や花や季節や風景に「喩える」ことでしか、自分の心情を表現できなかったのと同じことなのだ。つまり、表現したいことに対応する概念が存在しないか、知らないか、見つけられないために、そういう回りくどいやり方でしか、自分の中のナニカを表すしかないのだ。


√人類を、会社員一家にスケールダウンして喩えると、人類の究極の目的は、これもまた、「家族を飢え死にさせないこと」にスケールダウンすることができる。会社員一家の仕事は2種類ある。給料を稼ぐことと、家事である。給料を取れなくなると、家事をいくら頑張っても、その一家の餓死は避けられない。逆に、家事は全然やらなくても、給料さえ持って帰っていれば、まあ、一家が餓死することはない。ところで人類の究極の目的とはなんだろう? それは、生命現象によらない知性現象を作り出し、その人工の知性によって、宇宙の無理心中から逃れることである。すると、人類の活動の殆ど全ては、会社員一家でいうところの「家事」でしかないことがわかる。政治活動も経済活動も芸術活動も、それをどれほど頑張って極めて尽くしたところで、生命現象によらない知性現象は生み出せない。ただひとつ科学活動だけがそれを成し遂げられる。会社員一家の喩えに引き寄せて言えば、他の活動(政治・経済・芸術等)を全部おろそかにしても、科学活動さえ地道に続けていれば、人類の「飢死」は避けることができるし、逆に、科学をやめてしまえば、他の活動のどれをどう頑張っても待っているのは「餓死」である。


以上、大事なことなので何度でも書く。

2020年10月24日土曜日

『まっちゃんねる』を面白く観た。

 

2020年10月24日 土曜日/曇り


岡田斗司夫ゼミ【UG】#146「ロボット開発の歴史」を面白く視聴した/メアリー・シェリーとエイダ・ラブレス/岡田斗司夫が考えるネットの三大法則。第1法則:第一印象至上主義、第2法則:「考える」より「探す」、第3法則:「中間」はなくなる。



樹木希林/永瀬正敏主演の『あん』の2周目。1周目のときより、それぞれの俳優の演技を堪能できた。徳江さんは、桜の咲いている時やってきて、冬になる前にやめているので、半年ほどしか「どら春」では働いてない。あと、あんなに来ていた客がパタリと来なくなった(女子中学生3人組も来なくなった?)のは、徳江さんがハンセン病患者だと「世間」に広まったせいだと、徳江さんも店長さんも気づいているけど、お互いにそのことは口にせず、しかし、お互いに、相手がそのことに気づいていることもわかっていて、だから、正式に辞める/辞めさせるもなく、ただ、最後に徳江さんが、桜の木に手を振って、徳江さんのどら春での仕事は「おしまい」になる。


あと、この映画で、すごく嫌な役/憎まれ役(「どら春」のオーナーの奥さん)をやっているのが浅田美代子だというところが少し面白かった。というのは、浅田美代子は、樹木希林が「できの悪い子供」を可愛がるように可愛がり、気にかけている女優だといことを、なにか他の映画のメイキングで知ったから。



『まっちゃんねる』を面白く観た。松本人志がアマゾンプライムでやっている「ドキュメンタル」の出場者を女タレントにして、フジテレビでやってみたというもの。他のコーナーは、「めちゃイケ」のお笑い警察みたいに、警官の格好したまっちゃん、ジュニア、コバが、放送局に「たまたま」いた芸人にいきなり(職務質問風に)大喜利のフリを出し、答えさせるというものと、あと、ミルクボーイ、ナイツ、中川家の、普段は「漫才師」スーツしか着ない三組に、最新のファッションを着させて(コーディネイトしたのは、モリヤ何某というヒト)普通に漫才をやらせるというもの。三つの中で、実は、この一番最後のが一番おもしろかった。というのは、「着ているもの(要するに見た目)の主張が強すぎると、全然、漫才の中身が入ってこない」というのは、まあ、アタマでは分かってはいたが、実際、本当にそうなんだ、と実感できたから。逆にいうと、「中身」ではなく、見た目のオカゲという芸人もいるわけで。

2020年10月23日金曜日

三谷幸喜監督『記憶にございません!』を観た

 

2020年10月23日 金曜日/曇り。雨


『Dr. STONE』視聴メモ:

第15話「200万年の結晶」

千空、テコの原理で銀狼を倒し決勝進出。さらに、決勝戦の相手クロムはマグマとの戦いで戦闘不能で、千空が御前試合の優勝者になる。「村長の座と結婚相手を手に入れた」/千空、ルリと結婚して、すぐに離婚する/「炭酸水を手に入れた」/「サルファ剤を手に入れた」/炭酸水+パクチー+ライム+焦がした蜂蜜=コーラ「コーラを手に入れた」:メカ千空曰く「炭酸水に潰したパクチーとライムを入れてもいきなりコーラになる」/サルファ剤を飲んだルリの病状が急変する→肺炎連鎖球菌が増殖にして「肺炎」を悪化したのだ。つまり、ルリは肺炎。もしも、結核だったら、サルファ剤では効果がなかった。サルファ剤をさらに飲ませて、ルリは全快する。/村の名前が「石神村」ということが判明する。ルリは「悠久の遥か昔から」、石神千空と言う名を知っていたと千空に告げる。



三谷幸喜監督『記憶にございません!』をPrime Videoで観た。記憶を失った黒田総理(中井貴一)が、このまま総理を続けようと腹を括ってから(50分ごろから)が面白くなる。黒田の義理の弟(黒田の嫁の兄)がローリーだとはなかなか気づかなかった(ギターを弾いてる場面で気づいた)。あと、作品内のニュース番組のケバい女性キャスターが有働由美子だと気づいたのも、彼女が出た一番最後の場面だった。あと、社会の先生役で出た山口崇(ドラマ『大岡越前』の吉宗役の人)がすごいおじいちゃんになっていて驚いた。あと、黒田の記憶が戻っていることは、気づいていた。多分、鶴丸官房長官の秘書の「大臣の名前当てクイズ」をやらされた時には完全に記憶が戻っている。記憶が戻るきっかけは、前の晩に、料理人(斉藤由貴)にフライパンで頭を張られたときだろう。ともかく、三谷幸喜ワールドを楽しんだ。



とうとう岡村さんが結婚した(正確には10日)らしい。男女観念や結婚観念をそうとうに拗らせている人だから、一生独身かと思ったけど、まあ、その「拗らせ」を理解している相手なら、大丈夫なのだろう。これで、晴れて「アローン会」卒業だ。で、その後の『スッキリ』の話題が「ダイソンの偽通販サイト」でひっくり返った。昨日、ダイソン公式サイトに注文して、今日、テレビでこの話題を見るというナニカ。どうやら昨日のサイトは本物らしいけど。

2020年10月22日木曜日

ダイソンの公式通販サイトで新しい掃除機を買った

 

2020年10月22日 木曜日/晴


岡田斗司夫ゼミ『未来少年コナン/第24話「ギガント」Bパート』を面白く視聴した。この回の生放送で「限定」と「プレミアム」の終了を逆にするというアクシデントがあったらしい。つまり、いわゆる「放課後」の生放送を、限定会員が見れて、プレミアム会員が見れなかったということ。水曜日は生配信では見てないので(毎週水曜は『コロンボ』の日だから)、今日になって、事後の「運営からのお詫び」で知った。惜しいことをした。


『ターンAガンダム/第18話「キエルとディアナ」』視聴。ロランは、ディアナとキエル・ハイムが入れ替わっていることをようやく知る。というか、ディアナ(キエルに化けている)から教えてもらう。/ディアナ(キエル・ハイム)が「建国宣言」をする。テテスがディアナ暗殺(本当はキエル・ハイム)に失敗する。



ダイソンの公式通販サイトで新しい掃除機を買った。コードレス式はバッテリーの寿命とかが気にくわないので(噂では二年で買い換える羽目になるらしいし、実際そんなもんだろう)、今までと同じキャニスター型の最新式にした。V4 degitalとかいう名前。しかし、最新式イコール最終版かもしれない。というのは、ここのところ、ダイソンが出す新製品はコードレス型ばかりだから。



”石器時代が終わったのは、石がなくなったからではない”

(マット・リドレー『繁栄』下巻p165)

@大方の思い込みに反して、かつて「資源の枯渇」のよって時代が変わったことはないという文脈で。



√最近の物語は「周回系」ばかり。いや、「最近」に限った話ではない。「季節が巡り、延々と同じことを繰り返し続ける」というのは、人間の精神に深く根ざした世界観=世界理解なのだろう。



√知性にとっては、生命も宇宙も「単なる媒体」という点で同列。規模は問題ではない。



√このコロナ騒ぎの最中でもマスクを付けたがらない連中が、パンツの中に大小便を垂れ流そうとはしないのは、ダブルスタンダードだと思う。



『ドニー・ダーコ』メモ:


「死神ババア」が配達されてくるのをずっと待っている手紙の差出人はドニー・ダーコ。つまり「死神ババア」も「未来」を体験して戻ってきた人間。熱心な信者だったのが、突然宗教を捨てて本を書き始めたのは、「その時」に、未来を体験した「死神ババア」の魂だけが過去に戻ってきたから。彼女は自らの「1周目」を本にした。


2020年10月21日水曜日

見つけた肉は、まず母グマが食う

 

2020年10月21日 水曜日/晴


『Dr. STONE』視聴メモ:

第13話「仮面の戦士」


硫酸に塩を混ぜて、その蒸留液を集める。その蒸留液が「塩酸」。で、「湯の花」をお湯で溶いて、そこに塩酸をぶち込むと「クロロ硫酸」になる/電気で塩水を分解すると「水酸化ナトリウム」になる。自分たちの尿から「アンモニア」。/千空、村に初めて足を踏み入れる(御前試合に出るという名目。いや、実際に出るんだけど)。ルリは千空を「知っている」と言う。千空の「苗字」を訊く。@ルリはすでに「石神千空」というフルネームを知っている様子。おそらく代々受けついで「伝承」の中にその名前があるのだろう。/御前試合が始まる。ど近眼の金狼、スイカのマスク(メガネ)で視力矯正して、マグマを倒す。(@でも多分、途中からスイカのメガネを使ったから失格になるんだろうなあ)


このアニメをドーキンスに教えてやったらきっと泣いて喜ぶだろう。ドーキンスファンは必見(きつめの「少年ジャンプ臭」には鼻をつまんで)。もちろん、小学生は男女問わず全員見るべき。将来、「生命教」で身を滅ぼさないために。



○『サンセット大通り』(吹き替え版)/2周目/Prime Video/


今回は吹き替え版で、しかも2周目ということで、よく中身が入ってきた。やはり、「映画の物語」を楽しむなら吹き替え版(自国語の音声)に限る。で、要するに、「女優」という「怪物」を描いた作品であり、あるいは、女優という「怪物」に魂の乗っ取られてしまった(取り憑かれてしまった)50歳の女ノーマ・デズモンドの話(語手の主人公ジョーが、「50にもなって! もう、大人になれ! 」と、ノーマに言い放つ)。



√人生の体験の多くは、説明もされず、結末もわからないまま終わる。つまり、あらゆることが「回収」されずに終わるのが人生で、そういうものだとあらかじめわかっていれば、臨終の時(あるいは、あれ、これでオレ死ぬんじゃねえか?という時に)にアタフタしたりジタバタしたりすることが多少は減るだろう。



√双方餓死寸前のクマの母子が一切れの肉を見つけた場合、母グマがその肉を食べれば、子グマは死ぬが、母グマは生き延びて、また来年子グマを産めるかもしれない。しかし、子グマがその一切れの肉を食べれば、母グマは死に、母グマの保護がなくなった子グマもじきに死ぬ。だから、正解は「見つけた肉は、まず母グマが食う」。

2020年10月20日火曜日

岡田斗司夫ゼミ【UG】「Googleに就職するとはどういうことか?」を非常に興味深く視聴した

 

2020年10月20日 火曜日/晴


岡田斗司夫ゼミ【UG】「Googleに就職するとはどういうことか?」を非常に興味深く視聴した。Googleの入社面接は、「クラスに一人くらいいる天才をいじめるような連中を排除する」ために行われるらしい。あと笑っちゃったのは、岡田斗司夫が読んだ何かの本に書いてあった、メンサには、知能指数の高い負け犬がゴロゴロいる、という話。



『Dr.STONE』視聴メモ:

第12話「背中合わせの仲間たち」


銀の槍の銀を硫化水素のセンサーにして、硫酸を回収するために、硫酸の泉に向かう(銀は硫化水素に反応して瞬時に黒く変色する)。だが、地形の関係で泉に近づけない。で、ガスマスクを作る。[ガスマスクを手に入れた]/クロム「自然がどんなに強かろうと、自然には考えるアタマもねえし、ハートもねえ! 俺たち人間が勝てるのはそこだけだろう!」[硫酸を手に入れた]



√宇宙の究極の法則を知ってしまったら科学はおしまいだとか、もうやることがないとか言うマヌケが多いけど、科学は、宇宙を知り尽くして、やっとスタートラインについたことになる。なにしろ、科学の目的は、知性現象を永久に存続させることだからだ。そのためには、自前の宇宙を作り出すか、もしも宇宙が無限個存在するのなら、寿命が尽きた「この」宇宙から、「若くて」物理法則的に「移住可能な」宇宙に「乗り換える」ための方法を見つけ出さなければならないからだ。宇宙の「外」を理解してこそ、宇宙を「乗り換える」ことができる。つまり、今いる「この」宇宙を知り尽くしたくらいじゃ、それは、赤ん坊が自分の家の様子を把握したくらいのことでしかない。


しつこいくらい何度も言うが、人間の本質は知性現象であり、生命現象は単なる媒体にすぎない。単なる媒体にすぎないものを本質だと思いこんでしまうのは、人間の知性現象が、放っておけば、まるで、熱力学第二法則並みの確実さで、「生命教」の「狂信者」になってしまうからだ。まず、「生命教」から脱却し、科学という[思想=態度]を身につけ、生命現象に依存しない知性現象を作り上げ、「彼ら」に後を託す。その場合、生命現象としての人間(我々が普通に「人間」と思っているもの)は置き去りにされるが、知性現象としての人間は、さらに先に進むことができる。そんなの寂しいと思うのは、それは君という知性現象が、まだ「生命教」に毒されているからだ。

PART15: THERE'S SOME FEAR IN LETTING GO

 

▼ネイディーン、黄金のシャベルを担いで歩いてエドに会いに行き、ノーマと一緒になるように言う。「I want you to be free!」「Run to her!」「Ed, you are free!」。ネイディーンが立ち去ったと思わず涙ぐむエド。そしてダブルRに向かう。ところが、ノーマとウォルター(フランチャイズの男)がなんかいい感じで、注文を聞きに来たシェリーに「a cup of coffee 」と言ったあと、一人で「And a cyanide tablet(あと、シアン化合物(青酸カリなど)の錠剤を一個)」と呟く。しかし、ノーマはウォルターにフランチャイズの7店の権利を手放すことを伝える。

エド「Marry me.」

ノーマ「Of course.」

▼悪いクーパーが「コンビニエンスストア(Duchman's」)」の「2階」で、ジェフリーズ(の入った装置)と面会する。このとき、悪いクーパーが通り抜ける部屋の壁紙は、「片目のジャック」のものと同じ。あるいは、『Fire walk with me』でローラの夢に出てくる絵の中の部屋と同じ。*2階にあがったあとで「森の上」を歩き、さらに階段を上がって「外」に出てるんだから、ジェフリーズのいるとことは3階? 鍵のかかっているジェフリーズの部屋の番号は「8」*ここでも「広島に犠牲者~」の曲が最初に少し流れる。

クーパー「Judyは俺の何を欲しがっている?」

フィリップ「直にJudyに訊け」(そう言って座標(48551...)を煙で出す)

クーパー「Judyは誰だ?」

フィリップ「お前はすでにJudyに会っている」

▼尾行して来たリチャードがクーパーに銃を向けて、「俺の母親はオードリー・ホーンで、お前はFBI捜査官のクーパーだ」と言う。

▼スティーブンが森の中で拳銃自殺する(音だけだから本当に自殺したかどうかはわからいけど、状況的にはそう)。*犬を連れた目撃者(Cyril Pons)を演じたのマーク・フロスト。

▼ロードハウスの曲は、音源だけのZZ-top*多分、もう解散したんだろう。

▼ジェームズがレネエの旦那の前でレネエに挨拶して、ボコられる。それを、フレディが園芸用手袋のパンチで助ける。

▼ラスベガスのFBI事務所に、別のダグラス・ジョーンズ一家(奇声を発し続ける一番下の子供)。

▼シャンタルが、ダンカン・トッドとロジャーを始末する。

▼ジェームスとフレディが保安官事務所の留置書に入れられる。留置場の「住人」は全部で五人なった。Naido、チャド、真似っこ酔っ払い、ジェームスとフレディ。

▼ハッチとシャンタルが、国家が裏でやってる殺しのことを話す。

▼ダギーがたまたま目にしたテレビでやっていた映画『サンセット大通り』で、登場人物のひとりが「Get Gordon Cole.(ゴードン・コールに連絡しろ)」と言うのを聞いて、何か閃き、テレビ画面からコンセントに視線を移す。そしてそのまま床に這い蹲り、手に持っていた金属のフォークの尻を壁のコンセントに差し込んで感電する。

▼「Its's time. There's some fear in letting go」

The Log Lady(マーガレット・ランターマン)死去。ホークが保安官事務所のみんな(フランク、アンディ、ルーシー、ボビー)を集めて、 丸太おばさんが死んだことを伝える「Margaret Lanterman passed away tonight.」*このとき流れるのも、「交通事故」の時の曲。

▼オードリーとチャーリー、屋敷の玄関でまた揉める。

▼ロードハウスのエンディング曲はEI-Pの「Axolotl」

ロードハウスのテーブル席に一人で座ってる謎のメガネ女子(「友達を待ってるの」→ゲイの二人組に席から床に降ろされる)が、踊る客たちの足元を這い回った挙句に絶叫して、この回は終わる。


▼謎のメガネ女子は、ついさっき死んだ丸太おばさんの転生した姿ではないか? もしそうなら、やはりRoad Houseは、複数の世界の「交差点」なのだ。(2020年6月9日追記)


▼このPARTのスタッフロールの最後には、「In memory of Margaret Lanterman」とある。つまり、丸太おばさんの本名だ。それを演じた女優の名前ではないところがミソ。(2020年10月20日 火曜日追記)

2020年10月19日月曜日

寿命といえば、約10年前に購入したダイソンも、コントロール部分の断線があり、コントロール不能になった

 

2020年10月19日 月曜日/晴れ。暖かい。



『未来少年コナン(24)「ギガント」』を観た。

今回は内容云々よりも、ハードディスクのエラーを警戒して、わざわざBDに録画しているのに、その録画が、今までで最悪の惨状だったことを記しておく。この録画機も、もうさすがに寿命かな。



寿命といえば、約10年前に購入したダイソンも、コントロール部分の断線があり、コントロール不能になった。最初、電池切れかと思って開けてみて、断線が判明した。メインのスイッチでのon/offは可能だが、そうなると、吸引の強さが「強」しか選べず、不便。というのも、「強」は騒音がアレなので、「弱」しか使ってないからだ。




『ドニー・ダーコ』鑑賞メモ:

いわゆる「同じ世界を何周もする系」のお話。映画のスタートからの主人公を「1周目」だとすると、彼の持っているのは「未来に関する記憶」とも取れるし、映画のスタートからの主人公は実はすでに「2周目」以上していると捉えると、彼の持っている記憶=幻覚は、「過去の(すでに体験した)記憶」とも取れる。しかし、映画の最後で、様々な登場人物が、「悪夢でも観ていたかのような(何度も何度も同じ悪夢=人生を繰り返している感じではなく、こんな恐ろしい悪夢は見たことがない的な、だから、初めての悪夢という)」演技をしているので、つまりは、あれが1周目なのだ。で、スーパーヒーローのような名前の「ドニー・ダーコ」が自らの命と引き換えに、運命の10月を「初めから」やり直したことで、映画の他の登場人物たちは、1周目でしくじったそれぞれの「人生」を「やり直す」ことができるだろう、というハナシ。因みに、ドニー・ダーコの部屋に落ちてきたジェットエンジンは、未来(10月30日)から「タイムトラベル」をしてきたので、今(10月2日)、エンジンを落としたジェット機を探しても、当然、見つからない。



新型コロナパンデミック→NHKが放送を予定していたアニメの製作が滞る→代わりに「未来少年コナン」の放送を始める→「岡田斗司夫ゼミ」が「コナン」の解説を始める→「ゼミ」の「コナン解説」を見つけ当初はそれだけを見る→「ゼミ」の「ガンダム解説」を見る→「ゼミ」の他のテーマも見る→「ゼミ」の限定会員に登録→「ゼミ」の影響でAmazon Primeに申し込む→Primeで映画やアニメをガンガン視聴し始める。という、これまでの流れ。

2020年10月18日日曜日

きんぱらめいぜん

 

2020年10月18日 日曜日/晴。暖かい。


岡田斗司夫ゼミの生配信を視聴した。内容は「『ハリーポッター』とイギリス人気質」と『未来少年コナン(24)ギガント Aパート』と『シロバコ』。『シロバコ』というのは、岡田斗司夫によると、明日からEテレで始まる、アニメ製作現場を描いた5年ほど前のアニメ。録画予約した。



「きんぱらめいぜん」

大西泰斗のラジオ英会話の会話文の中に出てきた謎の人物。英会話の例文の中では江戸時代の偉い人らしい。変な音の名前なので、テッキリ創作かと思っていたが、念のためにネットで調べたら実在の人物だった。漢字は「金原明善」。wikipedia曰く「金原明善は、明治時代の実業家。静岡県浜名郡和田村村長。天竜川の治水事業・北海道の開拓・植林事業など近代日本の発展に活躍した」



ラジオで聞いた話。

大型客船「ダイヤモンドプリンセス号」の新型コロナ感染の掃除に駆り出された「特殊清掃人」エズレヒデオという人が話していた。火事の危険があるので、消毒にアルコールは使えず、現場(アメリカ)の指示に従って謎の薬品を使った。あとで調べたら、それは「カソクカカサンカスイソ」だと分かった。で、それはその当時日本にはなかったモノで、自分たちも「特殊清掃」の現場で使ったことがなかったのだが、その「客船掃除」をきっかけに今では使っている、という。何しろラジオなので、「カソクカカサンカスイソ」の漢字がわからない。で、これもまたネットで調べたら「加速化過酸化水素」だった。すなわち英語では「AHP: Accelerated Hydrogen Peroxide」。加速化過酸化水素の商品「HYPROX」の商品説明には「加速化過酸化水素:カナダのVIROX社の独自特許技術により開発された成分であり、従来の過酸化水素(オキシドール)の難点であった除菌スピードの遅さを加速度的に高め、かつ界面活性剤を含ませることにより洗浄能力も合わせ持つ除菌洗浄剤として開発されました。CDCガイドライン区分による医療機器表面(外装)、ハウスキーピング表面の洗浄と除菌に最適な環境表面用除菌洗浄剤です。EPAが定めるDfE基準(環境適合設計)の承認を受けています。確かな洗浄、除菌能力を持ちながら、環境に配慮した成分として認められました。」(https://risron.co.jp/cle/hos-axel.html)とある。

2020年10月17日土曜日

こういうことがある度に、使い捨ての自殺用拳銃の配布を本気で考えるべきではないかと思ってしまう。

 

2020年10月17日 土曜日/晴


録画してあった『はぐれ刑事三世』を観た。原田泰造主演。泰造演じる刑事の苗字が「伝説の刑事」と同じ「安浦」で、ちょっちゅう道に迷って「はぐれている」ので、同僚たちが勝手に「はぐれ刑事三世」と呼んでいると言う設定。立川談春演じる上司の「石橋を叩いて叩いて叩き割る」という捜査方針のキャラクターも面白かった。あと、この談春演じる上司の初登場場面で、手を振らずに歩く「着物歩き」だったのは、噺家である談春への自虐ギャグなんだろう。と、人物設定は面白かったのだが、最後の謎解きが少しわかりにくかった。実行犯と殺人教唆犯が入り乱れていて、結局、「三代目」と「女」のどっちが「真の犯人」なのかが、主人公の刑事ほどが確信しているほどには、ピンとこなかった。(「社長」の自殺工作中に逮捕された「三代目」は「女」に唆されたと自白がするが、主人公はそんな嘘には騙されないと返す)



『天使にリクエストを』最終回を観た。最後のリクエスト曲は、奥田民生の『さすらい』だった。孫(寺本)が祖母(佐藤和子)を恨んでいたのは、そして、祖母が孫に後ろめたさを感じていたのは(義理の娘=寺本の母親には遺産の相続を持ちかけているので、その心情はかなり複雑ではある)、資金繰りに困った父親(祖母から見れば息子)への援助を断って、彼を自殺に追い込んでしまったと、孫も祖母も思っているから。実際、そうなんだろうけど、島本(江口洋介)の、「人間はいくつなっても間違えてばかりなんだから、許し合うしかない」的な発言が全て。で、またこれが、このドラマの重要なモチーフだろう。



富野作品が、全てMSが存在する世界なのは、荒木飛呂彦作品が、全てスタンドの存在する世界なのと、いろいろな側面で同じこと。つまり、周囲の「期待」とか、成功した表現者として被った「呪い」とか。



コロナの影響で仕事を失い将来を悲観した男が、アパートの自室に灯油をまいて自殺を図ったら、本人は生き残り、関係のないアパートの他の住人が焼け死んだというニュースを見た。こういうことがある度に、使い捨ての自殺用拳銃の配布を本気で考えるべきではないかと思ってしまう。その拳銃から弾は出ず、代わりに槍が飛び出す。槍も飛んでいくのではなく、銃口から伸びるという感じ。銃口を眉間に当てるか、口にくわえるかして、引き金を引くと、脳みそとか延髄を槍が貫いて自殺できる。