2020年10月14日 水曜日/曇り。晴れ
『Dr.Stone』第8話「Stone Road」視聴。砂鉄集めからの鉄作り(だが失敗)。スイカ初登場。ラーメンを作る。試食をした「原始人」たちは大絶賛するが、「本物のラーメン」を知っている千空だけは悶絶する。
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三池崇史監督『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』をAmazon Prime Videoで、面白く観た。虹村形兆の最期が原作とは違った。原作ではチリペッパーにやられるが、この映画ではキラークイーンのシアーハートアタック(この時点ではまだ正体不明)に爆殺される。あと、虹村形兆は「弓と矢」を使って「怪物化した父親を殺せる」スタンド使いを生み出そうとしていた(さがしていた)ということを忘れていた。「父親を治せる」スタンドを探そうと言ったのは、「事情」を知った東方仗助だった。(と、ここまで書いて、「虹村形兆」も「東方仗助」も、1発で正しく漢字変換してしまう、このMacBook Airの辞書にオドロイタ。「すごい」のは、Macの方じゃなくて、『ジョジョ』の方かもしれないが。)
気になったのは、スタンドの描写/造形。せっかく実写映画にしたのに、スタンドは「漫画」のままだった。つまり、「スタイル」「文法」が漫画のままだった。だから、スタンドの描写/造形に、実写ならではの「生々しさ」がない。ちょうど、実写キャラとアニメキャラが共演しているような、全然別物同士感。漫画原作は、生身の人間もスタンドも両方が「漫画」なので、スタンドは「ああいう描写=スタイル」なだけであって、人間の方を実写にしたなら、スタンドのほうも「実写」スタイルにすべきなのだ。言ってる意味がわかるかなあ。ただ、『バッドカンパニー』の攻撃風景は、漫画よりヨカッタ。それはつまり、人型スタンドと違って、戦車や戦闘ヘリには「実物」があるから、スタイルをそれに寄せることができるからだろう。
あと、伊勢谷友介が大麻で捕まったから(もう保釈されたけど)、もし、続編(第二章)があっても、承太郎役は別の俳優になるのかな? と余計な心配をした。まあ、続編はなさそうだけど。
と、ここまで書いて、新たな情報。なんと、NHKが年末に、高橋一生主演で『岸辺露伴は動かない』をやるという(この「岸辺露伴」も一発変換!)。NHKで「実写ジョジョ」とは、正直、すごい時代になったものだと思うね。