2020年10月5日 月曜日/晴。少し暑い。
行きつけの歯医者で、半年にいっぺんの歯のクリーニングをしてきた。いつもと違う歯科衛生士が、いつもと違う椅子(クリーニング専用の部屋ではなく、歯の治療をする椅子)でクリーニングをしてくれた。待合室で、支払いを待っていたら、いつもの歯科衛生士が現れた。今日は17時からの出勤だったらしい。てっきり、辞めたかクビになったのかと思っていたが(所謂コロナ禍の影響で)、そうではなかった。帰りにドラッグストアで買い物をした。家に着いてから、どこかで千円札を落としてきたことに気づいた。最近は専らPayPay払いで、数ヶ月ぶりに現金を使うとこのザマ。我ながら嫌になるが、拾った誰かに幸運をあげたのだと思えば悪い気もしない。むしろ、日々のちょっとした幸せの材料とは、こうした「他人のちょっとした不幸」なのだろう。
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【メモ】
マシンガンの弾の中には、5発に一発ぐらいの割合で、曳光弾(えいこうだん)が入っていて、発射するとそこに含まれるマグネシウムなどが光る。射撃者はその光で弾筋を見て、狙いを調節する。曳光弾には通常の弾のような破壊力や攻撃力はない。その上、ほんの少し軽い。つまり、通常の弾よりも少し上を飛ぶ。だから、射撃手はそのズレを考慮して、狙いをつける。
(岡田斗司夫情報)
@ちゃんとした映画やアニメなどでは、拳銃の弾は光って飛ばないし、マシンガンの光る弾がヘルメットなどに当たっても、光は弾かれるだけ。
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結局、富野さんは「ガンダム」しか作らせてもらいないのだから、「ガンダムの世界観」というシバリの中で、どんなことをやったかを見ればいい。ちょうど、世界中の物語が、結局は、例えば「キリスト教の世界観」とか「仏教の世界観」とか「アインシュタイン以降の世界観」で作られているようなものだ。それでいうと、『初代ガンダム』『逆襲のシャア』『ターンA』が、観るに値する傑作と言える(『レコンギスタ』は未鑑賞)。『Z』『ZZ』は、「歴史的事実」として、各キャラクターに何が起きたのかを知っていれば、特に物語を追う必要はない。もちろん、『イデオン』と『ダンバイン』は、「ガンダムの世界観」以外の傑作である。
富野さん以外の「ガンダム」で物語として体験する価値があるのは、傑作『ポケットの中の戦争』だけ。他は全てやはり「歴史の授業的知識」さえあればよく、それぞれの物語を追う必要はない。