2020年7月15日 水曜日/
正午ごろ、アパートの外を怪しい人間たちが何人かウロウロしていた。無線の声(「20代男性云々」と言う声)が聞こえていたので、おそらくケーサツ関係なのだろうけど、ウチの部屋のドアの前にも一瞬立ってナニカを確認していたのが、フタを少しもちあげている(←猫の冷房用)ドアポストの隙間から見えた。
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エアコンの「除湿(除湿機能)」方が、「冷房」より電気代が高くなることがある。さらに、「冷房」の方が「除湿」よりも、除湿能力は高い。では、エアコンの「除湿」には存在意義はあるのか? 要はこういうことだ。エアコンの「除湿」は、部屋の温度をできるだけ下げないようにしながら除湿をするので、温度の低下を気にしない「冷房」より、「無理」をしている。
と、今朝の『あさイチ』で言ってた。周知の通り、エアコンが「冷房」すれば、自動的に(副作用的に)部屋の空気の除湿もできてしまう。というか、エアコンとは、そもそも除湿によって空気の温度を下げる装置である。
除湿をしたいなら、「除湿」よりも「冷房」を選んだ方が、断然お得ということ。寒くなるのが嫌な場合だけ、余計な手間のかかる「除湿」を選べ。
「除湿」は「湿気取り」だけをして、「冷やす」努力をしていないので、エネルギーの消費が少ないのだろうと勝手に想像していたが、むしろ逆で、「除湿」は「冷やさない」努力をしているので、返ってエネルギーを食う。
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イタリア語で「生姜」は「zenzero」。発音も見たままの「ゼンゼロ」。漢字を当てれば、「全零」あるいは「禅零」か。
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「夜間頻尿」の一つの原因は、ふくらはぎに溜まった水分。昼間のうちに血管から漏れ出して、ふくらはぎの「間質(皮膚と骨の間の組織」に溜まった水が、夜、寝るために横になった時に血管に「逆流(再吸収)」されて、それが尿になる。
つまり、夜間頻尿の患者(高齢者が多い)も、血管内の水分を濾し出して、血液の濃度を一定に保とうとする働き自体は機能している。問題は、心臓(ポンプ)の働きが弱っているので、低い場所(ふくらはぎ)の水分を持ち上げる能力が低下していること。逆にいうと、夜間頻尿のない「若い人」はその日摂取した水分のほとんどを寝る前に排出してしまえる。
(『ためしてガッテン』より)
心臓病で心臓が弱っている人の夜間頻尿や、心臓の機能を正常に戻す手術を受けた直後に大量の尿が出るのも同じ仕組みだろう。