2021年1月31日 日曜日/晴れ
『ガンダム』第12話「ジオンの脅威」視聴。
ふと思ったが、ランバ・ラルが、あのタイミングで戦闘を切り上げた(アムロ「逃げられた…というより見逃してくれたのか?」)のは、ガルマの国葬の全世界放送をリアルタイムで視聴したかったからじゃないか?
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岡田斗司夫ゼミUG「アル・カポネ解説」を視聴した。アル・カポネが生まれた頃のアメリカは、イタリア人差別がひどかったらしい。
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『ジェーン・ドゥの解剖』(吹替版)を【Prime Video】で観た。医療ものなのか、サスペンスなのか、SFなのか、ホラーなのか、オカルトなのか、全然知らないまま観始めたので、最初の30分位が一番ワクワクした。オカルトだと分かった時点(因みに、父親が飼い猫を「安楽死」させた場面で、完全にオカルトだと分かった)で、もうそんなにワクワクはしなくなった。
で、先にネタバレを言ってしまえば、セイラムの魔女裁判(これは17世紀のアメリカで実際にあったこと)で恐ろしい拷問の末に殺された少女の遺体が魔物となって人々を呪い殺すという話(解剖医が調べたら脳細胞だけが生き続けている)。映画本編が終わったあと、すなわち翌朝、保安官たちが解剖施設に駆けつけたときの現場は物理的には「何も起きてない」ので、実は、被害者たちが様々な幻覚を見せられ自滅しているだけなのかもしれない。事実、息子の恋人に「手を下した」のは父親で、父親に「手を下した」のは息子で、最後に生き残った息子も誤って転落死しただけ。そういえば、飼い猫を「殺した(安楽死させた)」のも父親である。「怪事件」が起きている最中は、全ての「殺人」には「やむを得ない事情」があるように見えていたが、それらは全て、幻に操られた人々の「凶行」だったのかもしれない。
「ジョジョ」的に言うと[少女の遺体自身がスタンドの「本体」]ということになる。「ジョジョ」の「スタンド」って、こういうお話を「捕まえる」ときに便利だよねえ。発明だよ。で、少女の遺体が「スタンドの本体」になった理由は、登場人物の解剖医(父親)の推測では、少女に対して行われた魔女殺しの「儀式」。なんでもない普通の少女だったのが、酷い拷問(魔女を殺すために行われた「儀式」)のために「本物」になってしまったのだ。たしかにそうかも知れない。あるいは、モトから「本物」だった、というのもアリだろう。
ところで、「セイラムの魔女裁判」のような、酷い悲劇を生み出すのは、この映画で描かれているようなことが本当に起きるかもしれない、と、心の深い部分で信じている人間たちだから、気をつけたほうがいい。
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岡田斗司夫ゼミ生配信「『コンテナ物語』解説」を面白く聴いた。岡田斗司夫の体調も、まあまあ、戻ったようだ。