ZZTopが、LynchのAll time favorite bandだということを今日の(というか昨日の)「weather report」知った。だから、変なボリューム装置を作ってまでして、Road Houseに出したのか。
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『Twin Peaks : The Return』に登場する刑事フスコ三兄弟の、すぐにクスクス笑いをする一番下の弟役は、最初は存在しなかった。オーディションに
来たEric Edelsteinを見たLynchが、わざわざ彼のために新しく用意したキャラクター。Eric Edelstein自身は、オーディションのときに自分があの、特徴的なクスクス笑いをどこかでやって、それをLynchが気に入ったのだろう、と言っている。いずれにせよ、それまで、回ってくるのは(本当の自分とはかけ離れた)悪党役ばっかりで、これからずっとこれしかないのかと思っていたのが、フスコを演じたオカゲで、今は「くすくす笑う大男」の役が回ってくるようになって嬉しい、という話。
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ここ数日、右目の外側の白目に充血があり、右目の右上あたりにも鈍痛がある(目玉を動かしたときに鈍痛の出る「目玉の向き」がある)。若干の痒みもある。おそらく、ここのところずっと徹夜でYou TubeやPrime Videoを観ているせいだろう。つまり、長時間にわたって近くばっかり見ているせいで、目にキテるのだ。
というのは、ついこの間観た、近眼に関するNHKスペシャルで、リモートワークになったせいで、目に痛みが来るようになった大学教授(助教授だったか)が、ひとつの症例として報告されていたから。似ていると思ったのだ。彼の場合は、本来遠くを見るために掛けているメガネで、近く(パソコンのスクリーン)を見続ける作業(専門用語で「近業」というらしい)をしていたので、目に負担がかかってしまっていたのだ。専門家の指示にしたがって、境目のない遠近両用メガネに掛けかえたら、すっきり目の痛みがとれて、気分爽快になっていた。
他にも、近視がどんどん進んでいく小学生男子も紹介されていた。彼の場合は、今増えている「眼軸近視(がんじくきんし)」である。症状の進行を抑える対処法は「3つの20」。すなわち、20分近くを観たら、20秒間、20フィート(6メートル)離れた場所を見るのだ。
で、自分も今日、窓の外に見える遠くの山のてっぺんに立っている謎の塔や、その背後に流れる雲などを1時間ほど眺めた(鹿島茂がカミュの『異邦人』について公演している、NHKのラジオを聞き逃し配信で聞きながら)。気のせいかもしれないが、少し痛みが緩和されたような気がする。これからしばらく、毎日一時間ほど山と空を眺め、様子を見てみる。
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今日観た『剣客商売』(の再放送)は(もう)第2シーズンの最終回だった。「妖怪小雨坊」。遠藤憲一の怪演が好かった。明日からすぐにそのまま第3シーズンの放送。