2021年1月1日金曜日

格付けチェックで「間違える」とき、その「間違え方」には、二種類ある。

 2021年1月1日 金曜日/晴れ


何年かぶりに「笑ってはいけない」を観た。今年はコロナの影響で、形式的なバス移動以外は、ずっと、スタジオ内に作ったカジノのセットが舞台だった。噂になっていた渡部は(少なくとも放送では)出てこなかった。



Philip K. Dick’s Electric Dreams 第3話「人間らしさ」を視聴した。妻に無関心の冷たい仕事人間の夫が、戦場で異星人に体を乗っ取られて(精神を支配されて)思いやりのある愛情深い良い夫になって帰ってくるという話。だが、あえていうが、妻に優しく温かい夫も、妻に無関心で冷たい仕事人間の夫も、どっちも「人間らしい」のだ。


あと、今まで観た3話ともに濡れ場があるが、物語的にあんな直接的な表現は必要ないよね。残りのエピソードにも全部あるのかな。ありそうだな。どっちかって言うと「視聴者サービス」だもんね。でも、要らない。時間の無駄。



昼に、NHKプラスで去年(2020年)の紅白歌合戦を観た。史上初の無観客紅白。一番印象に残ったのは、玉置浩二が東京フィルハーモニー交響楽団の伴奏で歌った『田園』。歌とオーケストラが一体になっていて素晴らしかった。あと、GReeeeNとかいう4人組のCG出演には笑った。AI美空ひばり以来の微妙感。



正月恒例の『芸能人の格付けチェック』を観た。一番盛り上がったのは、最後の牛肉判定で、渡部篤郎が一旦「C」(豚肉:今のランクに関係なく問答無用で画面から消される)を選んで、チームパートナー(武井咲)もろとも画面から消えたあとで、「やっぱり変えていい?」と言って、正解の「A」を選び直し、画面に姿が戻るところ。因みに、全問正解は、Gacktとそのチームパートナーの倖田來未、それから梅沢富美男と、あと、生田斗真のチームパートナーのナントカいうアイドルの男子。因みに、生田斗真は高畑充希と二人で全問不正解の体たらく。


格付けチェックで「間違える」とき、その「間違え方」には、二種類ある。一つめの「間違え方」は、文字通りに「違いが分からくて」ということ。例えば、AのワインとBのワインが「同じ味」に思えるなら、どちらが正解かも当然分からない。もう一つの「間違え方」は、違いは分かるが、どちらが高級あるいは高価なのかが分からないというパターン。この場合、高級もしくは高価なモノを予め知って(体験して)いなければ、正解を選べるかどうかは、ただの運ということになり、結果、2分の1の確率で「間違える」ことになる。