2020年11月21日 土曜日/雨のち晴れ
なんとなく小男のイメージを持っていたアインシュタインだが、今日、たまたま観た、たけしが NHKでやってる『その時カメラは回っていた』で観た古い動画(来日時のものなど)の中のアインシュタインが、意外に「大男」で驚いた。少なくとも、アインシュタインの周りで一緒に映っている人間達と比べると完全に大きい側の人間。ネットで調べてみると、アインシュタインの身長は175センチ。まあ、今の基準からすると「大男」でもないのだが、アインシュタインの生きていたのは、日本で言えば、大正時代あたりで、その時代の、特に日本の標準からすれば、やっぱり大男だったのだ。
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まっちゃんと中居君がMCをする『まつもtoなかい』(だっけ?)という番組を観た。普段会うことのない人同士を「マッチング」すなわち引き合わせて、四人で話をしようという番組。全部で、4組のマッチングがあった。「甲本ヒロト+菅田将暉」「天海祐希+小池栄子」「ローラ+フワちゃん」「森進一+hiro(森進一の実子/三男)」。
一番「貴重」に思えたのはやっぱり甲本ヒロトの話。曰く、みんなが同じ方向を見ているのだから、みんなの視界にはみんなが見ているものの全てが入っているのだが、それぞれにピントの合っている位置が違うので、それぞれに「観える」ものが違う、という話。
一番、面白かったのは天海祐希と小池栄子のパート。MCの二人が、小池栄子を、ちょうど「東京での大泉洋」のような扱いにして、なかなかカメラのあるところに呼び入れず、長い間(わざと)3人(松本、中居、天海)で話をしていた出だし部分から全体を通して面白かった。天海祐希は、仕事関係の人を絶対に自宅に呼ばないという。ゲラで、しかし「友達」や「仲間」を自宅に呼ぶことを許さないのは、自分と同じ。更に、中居君や小池栄子がいろいろと言ってくることを「はねつける」やり方も、まるで、自分自身を見ているようだった。つまり、天海祐希はきっと自分と「同じタイプ」。だから、あの場での天海祐希の気分、あの場で天海祐希がどんなことを考えているかが「手に取るように」分かった。土台にあるのは、自分を含めた人類に対する「諦観」。
ローラとフワちゃんのパートでよく分かったのは、YouTuberの面白さは、編集済みの完成動画の方といういこと。面白いのは「動画」であって、「動画の出演者」ではない。